寒かった前夜、囲炉裏暖炉を深夜まで燃やして、2階に上げておいた薪がすっからかんになってしまった。というわけで午前中は外に出て薪割り。薪置き場には焚きつけの小枝はもうない。なので廃材の細割りも作りたいが、横斧は柄が折れたまま放置してある。時間がとれなくて柄のすげ替えがなかなかできなかったのだ。だがもうそんなことは言ってられない。
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横斧の柄を作る、横斧でスギを割る
高松の西宝町にある「土佐刃物製作所」から横斧のアタマができたと電話があった。注文した翌日である(速っ!)。取りに行くと鍛冶屋のおじさんは居なかったが、包みを開けるとクサビをセットで付けてくれていた。
設計図とちがうのは柄を差し込む穴が長めに作られていることで、打ち合わせの段階で「ここは力がかかる部分だから、ちょいと長めで付けてやるよ」という親爺さんの提案でこうなった。
刃はあまり尖らさなくていいからね」と言ったのだが、そこはそれ鍛冶屋の性か、しっかり鋭い刃が付いてきたw。
鍛冶屋で木割り入手
霜にやられて悲惨な姿になってしまったスナップエンドウだが、それでもぽつぽつと実をつけてくれる。それを味噌汁に。甘くて香りがすばらしいい、油揚げが合う。出汁は伊吹島いりこと韓国産昆布。いや、味噌汁大好きなもんで♫
ユズ移植、スギ薪割り
藤岡のIさんが手伝いに来てくれて、温水器の構造チェックや据え付け場所の検討などをやった。午後からかねてから計画中だったユズの木の移植をやる。ちょっと離れた場所にY先生が保有しているミニ果樹園があって、そこにはユズとイチジクが育っている。「どれでも1本あげるから、こっちに植えるといい」とY先生から言われて、僕らはすでに移植するユズを1本選んでいたのだった。
しかし苗植えして20年経過したというユズの木はすでに大人を背丈を超えており。根元は大きなダイコンほどの太さがある。スコップ、トウグワなどを使ってIさんと僕と相方3人で交代で土を掘る。根が伸びているところ剪定ハサミで根切りして作業を続け、2時間ほどでようやく掘り上げる。軽トラに積んで、アトリエ敷地に運ぶのがまた大仕事だった。重い上になにしろユズの木はトゲをもっている。
小薪割り
鳥が多くなった。ジョウビタキがたくさん飛んで来る。キツツキのドラミングが聞こえ、カケスを見た。これはいただけない声だが、羽は美しい中型の鳥である。
ラフを仕上げる仕事が片付いて、天気の中で薪割りをやった。最近、天気がいいときは外でチビカマを使って食事を作ることが多くなった。このときはスギ間伐材の薪が使いよい。ある程度割ったものがあるのだが、さらに細かくさばいておくとサッと使えて便利なのである。中に枝の基部が潜んでいるものは割りにくいが、芯を外さず放射状に斧を入れることで割ることができる。薪割りは腕だけでなく足腰や全身を使う。緊張がともない、ひと汗かく。この感じがいいのである。