たまには太い薪を燃してみるか。ってことで割って約一年乾燥させておいたクヌギを囲炉裏にくべた。ちょっとリッチな気分。写真下部に、あぐらをかく僕のジーパンの膝が飛び出している。薪のサイズがわかろうというものだ。
カテゴリー: 薪と火
囲炉裏と火鉢の関係
さて、今日も囲炉裏講座といきますか。
これがスギ枝の薪。いま、人工林に行くと、これがいくらでも拾える。昔は竹竿で枯れ枝を叩いて落として、それを薪にしたと聞いたことがあるが。いま拾う人は誰もいない。スギ薪は爆ぜるので小口から燃すよう注意しないといけないが、枝は年輪が緻密なので爆ぜない。真ん中から燃やして囲炉裏の中で二つに折ることができるので便利。
落ちている枯れ枝はすでに芯まで水分が抜けていてすぐに薪として使える。もし濡れていたとしても、天日で2~3日も乾かせば使える(生木を割った薪はこうはいかない。少なくとも数カ月の乾燥期間が必要)。まったく、スギ枝は囲炉裏には最適の薪なのである。
囲炉裏の煙
『ドゥーパ!』掲載、Mさん、見てネ♪
9月の台風9号で、荒れに荒れた群馬の山。アトリエすぐそばの崩落した道は、ようやく工事が始まり出した。建設資材を上げるためのミニモノレールが設置され、ボーリング工事(地質調査)が始まったところだ。相当大掛かりな工事になるだろう。
でも、台風も悪いことばかりじゃない。沢は深く掘れたところができて変化ができたし、風倒木がそこかそこに落ちていて、囲炉裏やカマドの薪に困らない。
今月号の『林業新知識』で森林科学者の藤森隆郎(ふじもり・たかお)氏が書いていたが、日本は気象が激しく、台風は被害を起こすけれども、それゆえ光環境が変化し「モザイク的多様性」が生まれる。生物多様性が高いのは、そのせいもあるのだ。
ヤーコン・サトイモ・い~ろりぃ♪
アトリエに戻って僕は猛烈に仕事しまくり原稿書きまくり。相方YKはそのとばっちりを受けて畑にかかりきり。蕎麦の収穫とか草取りとか大変である。サトイモ、ヤーコンができた! サトイモはイタルさんからもらった種イモ、ヤーコンは赤城のIさんから貰った種イモを植えておいたものだ。旨い。なんとも透き通った味なのだ。柿も実った。ヤーコンは生で食べれる。梨みたいな味だ。