９月の台風９号で、荒れに荒れた群馬の山。アトリエすぐそばの崩落した道は、ようやく工事が始まり出した。建設資材を上げるためのミニモノレールが設置され、ボーリング工事（地質調査）が始まったところだ。相当大掛かりな工事になるだろう。
でも、台風も悪いことばかりじゃない。沢は深く掘れたところができて変化ができたし、風倒木がそこかそこに落ちていて、囲炉裏やカマドの薪に困らない。
今月号の『林業新知識』で森林科学者の藤森隆郎（ふじもり・たかお）氏が書いていたが、日本は気象が激しく、台風は被害を起こすけれども、それゆえ光環境が変化し「モザイク的多様性」が生まれる。生物多様性が高いのは、そのせいもあるのだ。
倒木から薪を作った。
それを燃やして自家製石臼挽き全粒粉チャパティを焼く。
その後は、燠炭を室内に持ち込み、火鉢に移したのだが、その炭がなんとも甘いいい香りがする。炭にも原木の種類によって、個性的な香りがあるのをご存知か？
市販のものは、時間が経つにつれ湿気や臭いを吸ってしまうので、いい匂いは感じないのだな。
午後、郵便が届いた。9/21の日記で書いた、古民家改装取材の掲載誌が、ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!（←一回使ってみたかったぜ、この顔文字）。
このDIY雑誌『ドゥーパ！』は隔月刊でこの号は通算６１号、つまり１０週年記念号その後の第一号というわけで、表紙に写る「夕陽評論家」の油井昌由樹氏は創刊号の表紙にも登場したとか。
油井さん経営の、西麻布スポトレに買い物に行ったのは、大学１年のときだから、ちょうど今から３０年前か・・・。「スポーツトレイン」は知る人ぞ知るアウトドアグッズの先駆け的ショップだった。油井さんから直々にLLBeanのハンティングジャケットを購入したのは懐かしい思い出だ。
特集記事の扉から↑、アトリエの薪ストーブ「トラちゃん」が写ってます。アトリエまで運んできたMさん、一緒に持ち上げてくれたY氏に多謝。
１ページ大で囲炉裏写真、どうよ。
それにしてもプロカメラマンはさすがにいい絵を撮るもんだね。掃除しといてヨカッタぜ（笑）。
ソファーを上げてくれたkさん、はやくH集落来てネ♪
今回、有意義だったのは、炎立つ囲炉裏を誌面に登場させることができたことかな。
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