昨年8月24日に自宅の庭先で採集したウスイロコノマチョウの記録が「群馬の蝶を語る会」会報『かみつけ』No.4に記載された。
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ツキノワグマ勉強会(2日目)
「明日は鳥肌が立つほどの現場に案内するよ」とgakuさんに連れられたのはやはり高速道路の近く。肉眼では解りづらいが、双眼鏡で見るとものすごい数のクマ棚が・・・。
ツキノワグマ勉強会(1日目)
動物写真家、gakuさんこと宮崎学さんのブログに注目が集まっている。昨年はツキノワグマが、2006年にも増して大量出没し、その原因は「奥山にエサがないからだ」「夏にナラ枯れが広がったからだ」そして「クマは絶滅寸前」というのがマスコミの論調であった。それに対して「いや、実はクマは増えているのだ」「エサはたくさんある」というのが、長年のフィールドワークとロボットカメラ撮影でクマを観察してきたgakuさんの主張であった。
7月にはそれを証明するかのような『となりのツキノワグマ』という写真集が出た。ところが秋には、日本熊森協会が「クマのエサがないからドングリをまく」という活動をはじめた。この二つに対して、ネットで論争が巻き起こったのである。
この問題に関して、いま日本の森と林業の本を執筆中の私もまた自分的に「渦中の人」であった。このクマの問題は「日本の森をどう見るか」に直結してくるからだ。
ともあれ写真家のgakuさんといえば、今月出たばかりの『美術手帖』誌では岩合光昭氏とともに「日本の動物写真家2大巨匠」と称されるお人である。私もまた20代前半に自分の進路に悩んでいたとき、氏の写真集『鷲と鷹』に大きな影響を受けた。それ以来gakuさんの仕事にはずっと注目していた。
双眼鏡を買う
写真家の宮崎学さんが主催する「ツキノワグマ勉強会1/22~23」に参加することになり、急遽「双眼鏡」を入手せねばならなくなった。ネットで機種と値段を調べ、群馬のカメラ店などに電話してみたが在庫ナシとのこと。ネット購入では間に合わないので池袋のビッグカメラまで直接買いに行くことに。
ゲットしたのはペンタックスの「Papilio(パピリオ) 6.5×21」という製品である。最短50cmまでのピントが合う性能があるので昆虫観察にも便利と考えた。それから、美術館の絵画や彫刻鑑賞にもいいかも♪ 1万円台と廉価だ。
桐生の巻き枯らしとモンゴリナラ
桐生市内の宮本町にある「桐生断食道場」Fさんのお招きで建物や敷地の森林などを見に行ってきた。先日忍木菟屋においでになり、私たちの囲炉裏を中心とした暮らしぶりに感銘されたご様子で、鋸谷式間伐の本もよく読まれており、敷地をみたりいろいろアドバイスしてほしいという。
敷地は吾妻山から続く緩斜面で、雑木林の中を作業道を入れ、開墾して畑などもあるが、イノシシの被害がかなりあるようだ。またシカ食害の被圧もあり、稚樹が育っていないところが多い。スギの人工林ではすでに巻き枯らし間伐が行なわれていた。いま市民グループによる「皮むき間伐」の運動が起こっており、ここ桐生でもすでに実践されていたのである。