一日空けて、石垣積みの続き。一転して晴れたいい天気。まずは焚き火とイタルさんのアップからどうぞ。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
「井戸の水」という昔の京都住まいのおばあさんのエッセイから。
それは、神輿洗いの日のことやった。十日夜、祇園さんをお出ましになった裸神輿さんは、四条の大橋が神事を済まして、またお戻りになる。そのとき、お神輿さんに続いて、大きいお松明(たいまつ)も通ったので、四条通には、燃え尽きたから消しがいっぱい落ちていた。わたしらは、それを拾いに行って、だいじに持って帰り、井戸の上に水引をかけて、吊るしたものである。それは、井戸の水に虫がわかんまじないやったっそうな。~中略~
近ごろ、井戸水が使えるおうちは、だんだんと少のうなってきた。近くにビルが建つと、水脈が断たれるためか、それとも、ビルが地下水を冷房用などに汲み上げてしまうのんか、とにかく、井戸はかれた。そして、ポンプの管を打ち込んでも、水は出んようになってしもうた。
今回の台風9号についてネットでいろいろ調べてみた。その雨量、群馬県県議会議員である関口茂樹氏のブログに数字があったのでそれを写してみる。わがアトリエのある藤岡市旧鬼石地区では400ミリ弱(4日夜から7日未明)。これは過去に聞いたことのない破格の雨量だそうだ。ところが、お隣の神流町ではなんと800ミリ。これは1年間の総雨量の半分に相当する。それだけの雨が、今回の台風1回で降ったということだ。
ブログをみて同じ藤岡市の鮎川沿いに住むIさんからお見舞いの電話をもらったが、鮎川はなんと水位上昇が5メートルにも達したという。この上流の上日野地区の、9月5日から7日の3日間の総雨量は622ミリ(藤岡市街地では207ミリ。山間部の雨がいかに強力か、ということがよくわかる)。過去最高記録が昭和57年と平成14年に記録した240ミリだから、今回は約3倍の雨が降ったことになる。長年地区に住むお年寄りの話でも「今回のような大雨は初めて」とのこと。
今日で「山暮らし」丸3年。久しぶり囲炉裏から土間に移って、ちびカマを焚き、畑の作物をつまみに乾杯。
