内子から、握り寿司の夕飯


午後からS君が愛媛の内子でお世話になったという農家さんが視察に来ることに。僕の本の読者で 、このところ「大地の再生」に急速に興味を持ち、S君が滞在しているうちに訪問したいとのことらしい。

このところ高松は数日間まったく雨が降らない。例年のことだが恐怖の水不足の夏である。雨の少ない瀬戸内気候ではよく起こることだが、それにしても今年はとくにひどい。畑の奥のビオトープ池も干上がりそうな勢いで、浅い水たまりを覗くとメダカが苦しそうにぴちゃぴちゃ跳ねる。

早朝に水やりしても昼までにはカラカラに地面が乾いてしまう。だから夕刻か夜に水やりしているが、これを2日も怠ったら確実に枯れる植物が出てくる。実際、散水を外している雑草のところは茶色く枯れ上がった場所が出てきた。周囲の山の木々も枯れ始めたものがちらちら見え始めている。

内子のM子さん到着。家の内外を案内したあと「大地の再生」の何か作業を手伝いというので、水脈溝のメンテナンスをやってもらった。土に固く埋まってしまった中の有機資材をクワで掘り返す仕事である。M子さんは専業農家なのでクワの使い方もうまくスピードも早い。

S君にはカマの研ぎを教えた。

暑いんだけどせっかくなので三又と自在カギ、 そしてチビカマ君を出して炎を実演してみせる。

M子さんからはご自宅の自然農の果物や加工食品などをたくさんお土産にいただいた。日帰りの来訪なのだが、せっかくなので夕飯を食べてもらうことに。S君は寿司が大好物というので、どこかで瀬戸内魚介を「握り寿司」で出したいと思っていたのでちょうどよかった。

マナガツオがあったのでそれを中心に。お盆前のせいかいつも行くマルナカに「本わさび」があったので購入。

エアコンで冷房を回したまま囲炉裏暖炉に着火ww。梅雨明けの四国の猛暑にはこれしかありません♬

寿司ってホントに飯がはかどる。3人で3合を完食してしまったww。ちなみに酢飯の配合は米3合に対して、

・酢 大さじ4
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1と2/3

という感じでやったのだが、これを味わうと讃岐人好きな平均的酢飯は恐ろしく砂糖を使っていることがわかる。しかし瀬戸内のタコが売っていなくて残念だった。お盆シーズンで料亭とかに回っちゃうんでしょうか? でもマナガツオは絶賛ものでした♬

数年前に魚に強いスーパー「きむら」が近所にでき、土佐杉のの寿司桶を買ってからというもの、握り寿司づくりがラクで楽しいのであった。

能祖すし桶製造所の土佐杉桶


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