虎心「虎二郎」


群馬のBグル探求の旅は続く。これってラーメンなの?と衝撃を受けた高崎「大黒屋本舗」の「ふじ麺」。その正体は「二郎」スタイルの発展型、もしくは池袋「大勝軒」の分派、ということは解った。

そのまた分派の伊勢崎「満帆」や栃木の「二郎(栃木街道店)」でも食べてみた。前橋の「常勝軒」も。で、もう一軒、この流れで残るみどり市大間々の「虎心」へ。

その名も「虎二郎」(普通盛り900円)。値段は高い。が、海苔とメンマ入り、大きめチャーシュー2枚と豪華版ではある。

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丸岩~草津~ふじ麺


神流川沿いの国道へ降り、川沿いに上野村までさかのぼってサクラやヤシオツツジの開花風景を楽しんだ。神流町にある名勝「丸岩」の上にもヤシオツツジ咲く。古刹にシダレザクラの名所もあり、近年はライトアップもしている場所もあるという。

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田んぼの手伝いへ


田んぼ関係のイラスト仕事をいま引き受けているのだが、毎回ラフを上げるだけでかなり苦労している。実際に現場で働いてみないことには、どうにもリアリティが湧いてこないのだ。というわけで今年から実家にある田んぼの手伝いに行くことになった。

私の実家は水戸なのだが、父方の本家は日立市にあり、かなり古くからの農家で叔父が家を継いでいるのである。自然が好きだった私は幼少の頃からしょっちゅうそこへ泊まりに行き、祖母にはそれはよく世話になり、叔父には海水浴に連れていってもらったり、港に釣りに連れて行ってもらったりしたものである。そうして私は、祖母や叔父叔母たちの農作業をみていた。

父も祖母もすでに亡くなっているのだが、実は肝心のその叔父が今年に入って病に倒れてしまったのだ。歩けるまでに回復はしたものの、以前のように田畑での力仕事はできない。というわけで、田んぼを学びたい私たちにとっては渡りに船。先々月から叔父を見舞うかたがた、なかば強引に(笑)田んぼの手伝い約束を取り付けたのだった。

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屋久島紀行22.(浜松〜日本橋〜ニコニコ亭)


25日。浜松でギフチョウ保護区の取材をした後、東名高速で東京へ。夜は編集者と単行本の打ち上げ。日本橋のホテル泊。

26日、群馬に戻る。最後に温泉に浸かりたくなり「川中温泉」を選んだが、なんと定休日。そこで川原湯温泉の共同浴場「王湯」へ。70度以上の源泉が湧くここは、八ツ場ダム完成後には沈んでしまう。すでに付帯工事が始まっており、川中温泉へ行く途中は山が削られ、コンクリートの橋脚ができている。景観は台無しである。立体交差の大型道路ができるらしい。

帰りは渋川のニコニコ亭で、ラーメン定食を食べて帰還。うーん、相変わらず安くて美味しい(620円)。ソースカツ丼で知る人ぞ知る店だが、駅から遠くちょっとの努力ではたどり着けないような路地にある。が、いつ行っても味は裏切らない。

このラーメンのまっとうな良さ(今回は味噌味)はどうだ。ご飯の炊き加減、神経が行き届いている。惜しむらくは漬け物が市販品であることだが、許す。お姉さんの接客態度がいつも気持ち良い。これぞ群馬だぜ♪

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ユーカラ、殿堂入り


自然農取材で新潟へ出発。阿賀野市で環境創造形農業の研修会があり明日の午後からの1泊2日の全行程に参加するのである。明るいうちにアトリエを出て太田方面へ向かい、まず、前々から気になっていた西大泉のブラジル人街を見にいった。群馬県は日本でいちばんブラジル人の人口が多い。工場に働きにきているのだ。その人たちが買い物をするマーケットが群馬県南東にはある。肉やソーセージ類が豊富なのはもちろんだが、乾燥豆もたくさん置いてある。レンティルやヒヨコマメ、スプリットピーなどは日本のスーパーなどより安くてお買い得だ。

その後、喫茶店で資料のチェック。直ったばかりのノートパソコンで文章などを書くがバッテリーが1時間ちょいしか保たない。車のシガーライターからパソコンの電源をとれないか? と以前から考えていたのだが、ジョイフル本田でそれ用のコンバーターを見つけてさっそく購入。これがなんと1.980円。こんな値段で買えるとは知らなかった。

今日は夜通し運転し、どこかのパーキングで仮眠する予定なので、夕食はパスして深夜の名店(前橋の中華屋)で夜食をとった。夜食といってもこれが群馬のB級グルメの間では有名店で「ユーカラ」といい深夜11:30から営業を始め3:00で終了という超変わった店なのだ。で、開店前30分に行ったのだが、なんとすでに10人以上の行列ができている。

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