高崎での個展まであと一ヶ月となった。でも外でやることがいろいろあって忙しい。まずは明け方起き出して「間伐掲示板」への文章書き。その後畑の水やりと草刈り。昼食兼朝食はまず採りたてのフキでキャラブキをつくる。さらに鰹だしで味噌汁。具は豆腐と、これまた摘みたてのミツバとネギ。メインは藤岡「たむら」でいただいた塩サバの焼き物。保存しておいた熾き炭を取り出してちびカマで焼いた。うーん絶品である。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
高崎での個展まであと一ヶ月となった。でも外でやることがいろいろあって忙しい。まずは明け方起き出して「間伐掲示板」への文章書き。その後畑の水やりと草刈り。昼食兼朝食はまず採りたてのフキでキャラブキをつくる。さらに鰹だしで味噌汁。具は豆腐と、これまた摘みたてのミツバとネギ。メインは藤岡「たむら」でいただいた塩サバの焼き物。保存しておいた熾き炭を取り出してちびカマで焼いた。うーん絶品である。

冷やご飯をお湯で洗って納豆茶漬けで朝食。付け合わせに一昨日のキヤラブキ。納豆にはネギとミツバを刻んで大量に入れる。ミツバは敷地にたくさん出ている。草刈りのとき、意識して残していたのだ。スーパー行ったら水耕栽培の栄養の期待できないようなミツバがけっこうな値段で売っているよね。

久々に児玉の助っ人Y氏がやってきてアトリエのスギ林に入った。まばらに広葉樹が伸びて、新緑の色を光に輝かせている。昨年からY氏もいっしょに選木し間伐した成果が見え始めている。「おお、明るくなったねぇ。気持ちイイねぇ」と声を漏らすY氏。足下にはスミレが咲いている。ケヤキやカエデが元気に育ち始めている。この広葉樹も大事に育てていこう。楽しみである。

昨日入手した鉄板とヘラでヤキソバをつくる。これからお客さんが増えることだろうし、ということで大型のものを買ったのだ。焼きそばはマルちゃんの安いやつで、富士宮の輪ゴムのようなかたい麺がなつかしいのだが、群馬では売っていないのが残念だ。でも宅配してくれる現地の製麺屋さんのHPをみつけたのでそのうち入手する予定である。
富士宮の焼きそばづくりのオバサンが「焼きそばづくりに道具は大切ですよ。とくにこの大きな鉄板でつくると美味しくできます」と言っていたが、実際ほんとうに作りやすいのだった。中華鍋では一度にせいぜい2玉しか作れない。しかもキャベツなどの野菜は最初に炒めてから取り置くという手間が必用だが、鉄板なら4玉なんて楽勝だし、麺がこびりついてもヘラで簡単に剥がせる。キャベツなどは炒めた後で端に寄せておけばいいのだ。ま、ちびカマでは火口が小さすぎるきらいはあるのだが。
夕刻、ウドを初収穫する。段ボールで囲いをつくっておいたやつだ。茎のところが白化して、生で食べれる部分が若干増えた。本当はもっと成長するまで待てばいいのだが、待ちきれず2本だけ。根元に近い部分はスライスして生で味噌をつけて。葉っぱと茎の青い部分は天ぷらにした。すばらしい香気、甘みである。ノビルも摘んだが、ウドを食べてしまうともう箸が伸びない。それぐらい採りたてのウドはすばらしい(・・・前橋Hくん。次回は前日に電話して昼間に遊びに来いよナ。ウドの株はまだたくさんあるから・・・)。
とうが立ちはじめた畑のホウレンソウ、ハクサイ、越冬してようやく勢いがついてきたパセリとフェンネル、湿地にもどってクレソンをたっぷり摘んで、サラダをつくる。水切りにはサラダ・スピンナーという遠心力を用いる手回しの道具が便利。パン粉を軽く煎ってトッピングにし、ワサビドレッシングでいただく。
