Sさんの仕事


冷やご飯をお湯で洗って納豆茶漬けで朝食。付け合わせに一昨日のキヤラブキ。納豆にはネギとミツバを刻んで大量に入れる。ミツバは敷地にたくさん出ている。草刈りのとき、意識して残していたのだ。スーパー行ったら水耕栽培の栄養の期待できないようなミツバがけっこうな値段で売っているよね。

middle_1147448258

その後はエビネのスケッチ。オダマキも開花したので次にそれを描いていると、前橋のSさんが遊びに来る。

ちびカマで焚き火しつつ「山村を森林ネタで再生させるには?」などどいうカタい相談話となる。なんでも明日、岐阜でそんなシンポに出席するので、僕の意見が聴きたいというのである。Sさんは僕と同じ大学の後輩にあたる(こう見えても僕は某工学部土木工学科を4年できちんと卒業している学士様なのダ)。土木設計・測量関係の会社の経営者であるが、森林ボランンティアにも参加している。

middle_1147448331

いま、中小の土建業経営は非常に厳しい。環境問題の正負という観点からすれば、土建業が森林業にシフトしてゆかねばならない時代なのだ。何が問題なのか? 実際にどのような戦略が必用なのか? そのために何から手をつければいいのか? そんなことを話した。

夕刻、藤岡の料理屋「たむら」へ。ウドとフキをお土産に持っていった。ご主人とひとしきり話をして、僕らは塩サバをお土産にいただいて帰還。高崎の個展があと1ヶ月後に迫ってきた。相方のクラフト資材を買いにホームセンターなどを回ったのだった。道々にフジの花、桐の花が目につく。

アトリエのオーバーフロー水と排水路の敷地のクリンンソウが満開だ。ここは、僕らが初めてやって来た1年8ヶ月前は厚い草に覆われ、その花の片鱗もなかった場所である。「昔、ここにクリンソウが生えていたんだが・・・」という大家さんの言葉を覚えていたので、春先にそれっぽいロゼットを発見して大事に保護していたのだ。そして今年は何倍にも株が増えたのだった。

middle_1147448406

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください