マンバとヒラタケ


マンバという野菜は野沢菜や高菜にもにて、アブラナ科なのであるが、讃岐独特のもので、イリコや油揚げ・豆腐と炊き合わせる「マンバのけんちゃん」がとても美味しい。この料理、食欲減退するほどのルックスの悪さだが(笑)、自分で作るとすこぶる旨い話は以前何度か書いた。

このマンバ、五日市のノラボウのように、葉を食べ終えた後の春先のわき芽もうまくて便利な野菜らしいので、以前からぜひ栽培してみたいと思っていた。ところが、ホームセンターでこの苗を見たことがない。

というわけでハチの師匠の所に苗を貰いに行った。ようやく分けていただけるほどの大きさに育ったのだそうだ。マンバはかなり強くて根付きがいいそうだ。さすが地元のネイティブ野菜である。

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イタドリ食す


香川県は溜め池が多い。近所にも大小多数の溜め池があり、自然度の高い溜め池には必ずカメがいて、水面を覗くと甲羅干しをしていたカメが驚いて水にちゃぽんと沈んで逃げていく。

たいていは縁日で売っているミドリガメが大きくなって逃がされた、外来種のアカミミガメが多いのだが、家から300mほど道を上ったところの溜め池には在来種のクサガメがいて、目を楽しませてもらっている。

私の主宰するデザイン編集事務所「Tortoise+Lotus studio」のTortoiseとはこのカメのことだ。ロゴマークの六角形はカメの甲羅の文様や、Lotus=蓮からの連想でもある(ハスの名由来は花托の形状を「蜂の巣」に見立てたことから)。

蓮もまた溜め池の植物で、じりじりと暑くなる頃、讃岐の池にはこの蓮たちが艶やかに開花するのである。

さて、そのクサガメの溜め池の堤のわきに、先日「蜂箱」を設置したのであるが、見回りに行くと堤にイタドリがにょきりと出ていた。

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四国、とくに高知県ではこの山菜がよく食べられている。私も高知のイタドリは好きで「ひろめ市場」でもよく取って食べ、独特の食感を楽しむ。

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地タケノコを貰う


隣町のNさんがバイクでやって来てタケノコが届けてくれた(Nさんは薪ストーブ愛好者で、私のうわさを聞きつけて以前遊びに来たことがあった)。タケノコは勝賀山の農免道路下の竹林のもので、堀りたてである。

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アジとハチクのフライ


毎日の自炊率は95パーセントを越えている。近所の食料品店やスーパーはしらみつぶしに見てまわり、どこが安くて新鮮か? ここでは何がお得か? というようなことを日々探索している。なにしろ万年金欠の身の上、真剣にならざるをえない。

引っ越してからはすっかりフィッシュベジタリアンになってしまったので、魚介の強いスーパーはあそことあそこ・・・ということは解った。

今日は地元産の果物と野菜を産直で売ってい売ってる店に入り、その品揃えの豊富さと安さに目を見張った。

ここは前から目をつけていた。が、午前中でおおかた売れてしまう場所なのだった。この時間に車が満杯。年金族と思われるじいさんがネーム入りの漬け物袋などをひったくるように買っていく。

150円のイチゴパックがあり、カブや空豆や柑橘類が100円代から売っている。しこたま買い込んで1000円ちょいだった。ハチクをみつけたので1本買ってみた。

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秩父キノコツアー


秩父の小鹿野に住むうらべにさんのお誘いでキノコのイベントに参加。もう時期的に遅いのだが、シモフリシメジというキノコは晩秋に採れるのでそれが狙いとのこと。

さて、秩父の山ですが・・・人工林多いな。紅葉していない緑のところは全部スギです。

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さっそく林内へ。

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