秩父の小鹿野に住むうらべにさんのお誘いでキノコのイベントに参加。もう時期的に遅いのだが、シモフリシメジというキノコは晩秋に採れるのでそれが狙いとのこと。
さて、秩父の山ですが・・・人工林多いな。紅葉していない緑のところは全部スギです。
さっそく林内へ。
クマ対策は柴犬の血が入っていそうなアン嬢がお供してばっちりです。すごく山が好きみたいで傾斜のある林内を駆け回っている。犬と山を歩くのはいいな。
キタ━━(゚∀゚)━━!!。シモフリシメジ!!!! 地味なキノコで地面に埋まっている感じ。
ここはミズナラの多い雑木林、他にもナラタケをどっさり。モミのある尾根に移動してヒメサクラシメジなどをゲット。今年はキノコの当たり年なのだが、なぜかアカモミタケが不作とのこと。
さて、遅い昼食は先日講演&ライブでお世話になった小鹿野黒澤邸のゲストハウスにて。「ロケットストーブ持ってきて!」というリクエストにお答えして、皆の見守る前で着火。
鍋の中は当然キノコ汁。今回はあらかじめ、うらべにさんがキノコ料理を用意しておいてくれた。
yuiさんアク取り中。今回のメンバーでうだうだとキノコ談義しつつ味噌を入れて仕上げを待つ。中央が黒澤氏(陶芸家です)。
今回の極めつけメインは、コウタケのおこわ。コウタケはシシとも呼ばれ、独特の容貌と香りを持つキノコだ。それをいったん干しておき、水で戻して調理する。この地方ではこの混ぜご飯がハレの日のごちそうだったという。
サクラシメジ、クリフウセンタケ、ウラベニホテイシメジ、クリタケの入ったキノコ汁が美味いのはもちろんのこと、このコウタケおこわは一瞬無言になり、それから唸るほど、美味いものだった。この味は、肉とも魚とも違う、新しい地平線、ああ広大な鉱脈よ・・・。後ろはアカモミタケと白ハイイロシメジのピクルス。今回採ったシモフリシメジの煮物も用意されて、一同大満足。
ごちそうさまでした! うらべにさん(右)、来年もぜひよろしく♪