サツマイモどぶろくを造る


常々「趣味のどぶろく」を造ってみたいと思っていた。もちろん手間も日数もかかり、温度管理だとかが面倒くさそうなのだ。が、梅酒の瓶が空いたことだし(飲んでしまった)、連載中の雑誌『現代農業』にはこの季節になるとやたらと酒づくりの記事が載っていて、気になって仕方がないのであった。

記事によれば米だけじゃなくて、ジャガイモやサツマイモでもどぶろくが造れるらしい。そこで、友人から貰ったサツマイモが余っていたのでこれでやってみることにした。ほかに材料は市販の麹「みやここうじ」(200gで350円くらい)、ドライイースト、黒砂糖+白砂糖、水。ヨーグルトもちょっと入れるといいらしいが、省略。

まず囲炉裏でサツマイモを蒸す。皮はついたままでいいそうだ。

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石臼挽き・全粒粉・燠火焼きパン


さて、歩留まり85パーセントの全粒粉。それに市販の強力粉を半々の割合で、塩と水だけで練っておいたウドン玉のモトの残り。これを中一日冷蔵保存しておいたものを、手で平たく伸して直火(燠)で焼いてみた。

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古代人の気分で


薪ストーブ「トラちゃん」の調子はおかげさまでなかなかいい。まだストーブに頼るほど寒くないのだが、面白くてついつい燃してしまう。囲炉裏に比べたら薪の消費はかなりのものだが、家全体が温まり、煙がないので快適。そして広葉樹薪のふくよかな匂いがなんとも幸福な気分にさせる。しかし、来年の薪の入手は大きなモンダイである。

イラストマップの依頼を受けている神社がある。山がご神体になっているという珍しい神社で、敷地が複雑な構成になっている。2回目の取材に行った。

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リンドウとブロッコリー・スパ


石垣の天端にあるわずか6畳程度の、アトリエ母屋の前にある庭。引っ越した当時はシラカシ、ツバキ、ツツジなどの庭木が密林をつくっていた。それを剪定して、優勢だった雑草を刈りながら様子を見ていると、実に様々な花、野草が咲き始めた。

カタクリ、イカリソウ、エビネ、ナルコユリ、モミジガサ、ヤブレガサ、ミツバ、オオバギボウシ、ヤマユリ、シュウカイドウ、サラシナショウマ、ナギナタコウジュ、ヤクシソウ、アキノキリンソウ・・・これにリンドウが加わった。3年目の秋にしてようやく庭に開花。

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