傘とハンチング


朝起きると、久しぶりの雨だった。明け方にベットルームの下地窓から元気に飛び出していったドリーが、外から入れてくれと鳴いた。そして、窓を開けると勢いよく部屋に入り込んできた。もちろん足は汚れているので、ドリーをキャッチして洗面所の雑巾で足を拭く。

初めての冷たい雨に打たれ、そして窓からの出入りが成功したことの嬉しさなのか、その後は「グルグル」と喉を鳴らしながら、もう一度寝ようとする僕の顔の周りを何度も行きつ戻りつする。けっこうな重さになったドリーに喉の辺りを踏まれたりして眠るどころではなく、いいかげん嬉しさを通り越して「カンベンしてくれ〜」と床に放り投げると、ドリーは2階へ上がって静かになった。

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丸山健二の本、カツ丼とシジミ汁


午前中、町に食材の買い出しに行く。昆布、韓国唐辛子、本みりん、など近所にスーパーでは入手できないものを少し。図書館で本を返し、ぶらぶらしていたら本棚に文藝別冊『追悼 石牟礼道子』があって巻頭エッセイが藤原新也だったので借りてしまった。他に・・・やけに目立つ真っ赤な本、おっと丸山健二の最新刊だった。

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京都/藤田嗣治展・金地院


始発の新幹線で仙台の現場へ向かう矢野さんを見送った後、しばらくパソコンでブログ記事などを片付けた。大井町駅前の「おふろの王様」は休憩室にカウンター付きの場所があってコンセントも付いており、Wi-Fiもサクサク繋がって快適だった。今日中に高松へ戻る予定だが、真っ直ぐ帰るのももったいないので京都に寄ることに。

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『山で暮らす〜』中国本土版


台湾版、韓国語版と海外出版がある拙著『山で暮らす 愉しみと基本の技術』だが、このたび中国本土版の完成本が送られてきた。

中国語(簡体字)版書名:向往的生活 図解山林生活基本技能(手絵挿図版)
出版社:中華人民共和国 人民郵電出版社(北京)
定価:88人民元
出版年月日:2017年12月
初刷部数:2,500部
言語:中国語簡体字

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