ピザ窯とリンドウ、金目鯛の鍋


今日はGomyo倶楽部の定例活動日だが、私は原稿があるので昼からの参加にしてもらった。到着すると、念願だったピザ窯の蓋が完成していた。

開閉もスムーズでいい感じである。溶接機を持ち込んで、午前中先生方が取り付けてくれたそうだ。これで、石窯パンが焼ける。

昼はN先生が徳島の郷土料理「姿寿司」を作ってきてくれた。漁師M君の手伝いでもらった青アジが原料だが、ふつうはボウゼ(エボダイ)やマアジがよく使われる。頭からかぶりつくのにボウゼはやわらかく適しているのだ。

しかし、この青アジもなかなかのものだった。目は抜いてあったがさすがに頭は硬かった。しかし、いい郷土料理だな。ちょうど秋祭りの頃、ボウゼや小アジが上がるので時期ものなのである。N先生の子供の頃の郷里は徳島で、よく「頭も食べろ」と言われたそうだ。頭にはカルシウムをはじめ微量栄養素が多いからね。

今日は五名地区のイノシシ祭りだったので午後から顔を出してみる。けっこう賑わっていて、焼き杉の屋台までお目見えしている。イノシシ汁をごちそうになった。

H氏の案内でむかし群落があっというリンドウを見に行く。この休耕田にも小さなため池がある。このような場所をGomyo倶楽部のようにいくつか再生できれば、タガメやゲンゴロウの生息地が「点から線へ」となり、絶滅を食い止められるのだが・・・。

夜は金目鯛の鍋。初めて鍋で食べてみたが、やはり旨い魚だね。

しかし、安さに魅かれていっしょに買ったバーレン産のワタリガニ(解凍・赤札)がとんだバチものだった。ダシも出ないし肉は臭い。やはり魚介はへたに赤札に手を出すもんじゃないわ。

しかし、木頭村の柚子のおかげで、なんとか金目鯛にまでその手は回らず美味しくいただけた♬。

カニは食べずに引き上げてしまい、残りの汁で雑炊。ああ、セコガニか香川産のワタリガニにするべきだったなぁ。

ところで、宮城県沖でワタリガニが異常な豊漁を見せており、高松のスーパーでも安売りしているのを見かける(津波の影響ではないかと言われている)。しかし、仙台に取材で何回も行っているのにカニには全然出会わないな。もちろん牛タンも食べたことないけど(笑)。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください