夏至、今日は相方の誕生日。個展でめちゃ頑張ってくれたこともあり、本庄のイタメシ屋でコース料理をおごる。いやー、ホント大変だったもんなぁ~。
カテゴリー: 森林・林業
新曲完成、モンキアゲハ飛ぶ
朝、Y先生の奥様が来訪。9月のららん藤岡での個展の打ち合わせをする(8月下旬の予定が9月中旬に変更になりました)。写真を30点出展してくださるそうだ。個展のタイトルは「山暮らしと花」に決まった。僕はアトリエでの花のスケッチを中心に、それを相方に表装してもらって出展する予定。それといっしょに、ずっと昔に取材した日本アルプスの高山植物のスケッチなども展示したいと考えている。その後、前々日に雷で中座していたY先生の敷地の草刈りを仕上げにいく。
新作紙芝居の原稿を書く。夕刻、またアイデアが生まれて、新たに曲をつくる。なんと30分くらいでできてしまった。作詞作曲は、悩むときは1日じゅう悶々と悩むが、できるときはこんなもんだ。『繭の音(まゆのね)』というおカイコの歌だ。
草刈りの後で/鋸谷式間伐と田辺林道
Y先生の敷地の草刈りの手伝いにいく。僕らはエンジン式草刈り機を持たないので二人とも手ガマ(長カマ)である。昼食はエビ入り焼きそば。午後は雷が来たので早々と上がる。早めに風呂に入り、雨上がりの庭に出てビール。次いでバーボンの水割り。つまみはイタルさんからもらった青菜のおひたしとジャガイモとチーズのハッシュドポテト風。
鶴ヶ島、古河へ
埼玉県の鶴ヶ島市で活動するNPO団体からイラストマップ製作の依頼を受け、皆の活動日に調査に行った。場所は鶴ヶ島市が「市民の森」として一般市民に開放している平地林で、スギ・ヒノキ、雑木林が混在している。全体にけっこうな広さがあるのだけれど、平地だけに様々な施設が入り込んでいる。変電所、ゴミ処理場、建設資材置き場、養鶏場。中を流れる小川はトンボやホタルの生息に最適と思われるが、上流の工場が塩分を流していて水質はよくないという。
人工林の運命としてご多分に漏れず、放置、線香林化、風害を経て強度間伐、その後再び放置。ここでNPOに手渡されて整備が始まったところだが、ではいったいこの森をどのように整備・運用していくのか、というスタート段階にある。残されたスギ・ヒノキは太く育ったものもあるが、割れ、曲がり、虫食いなどが入っており経済林としての再起は難しそうだ。ツルがはびこっていてある意味壮観である。
雑草の進化
朝から畑。この季節は苗や種の水やりとか除草に忙しい。除草といえば、春先は「この植物を残してやろう」とか悠長にかまえているのだが、この季節になるとトンでもないことになってしまう。水路に残したクレソンはバケモののように増殖して水路をふさぎ始めるし、猪ちゃんにワサビを荒らされてがっかりしていた湿地は、イタドリなどが大きな葉っぱをわさわさとつけてジャングルのようになっている。旅でアトリエを3日も空けようものなら、草木の成長でちがう景色になっている。