魚のリゾット


最近、香川産の天然のマダイを2度ほど買って料理してみたが、それほど美味しいとは思えなかった。そしてワタとウロコが生臭く、辟易させられた。魚の型が小さいというのものあり、旬を過ぎていることもあるのだろうけど(そして私の包丁さばきが下手というのもあり)。

「鯛は産地と時期によって味がまったくちがう難しい魚である」・・・と、かの北大路魯山人も書いている。天然だから美味いというわけではないのだね。

でも、まずい魚でも、骨と頭まわりだけは美味いものだ。

だからこのような小ぶりのマダイは、塩焼きか煮魚にして、骨まわりのゼラチン質をしゃぶるような食べ方がいちばんいいのかもしれない。

というわけで昨日残ってしまった身と中落。これで魚のスープをとってリゾットにしてみよう。

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ベイカと独歩ビール


高松市内に「きむら」というスーパーがあるのだがここは瀬戸内の地物の魚をとくにたくさん扱っている。国分寺店で美味そうな小イカが売っていたので売り場のおじさんに調理法を聞いて買ってみた。

売り場では「べいか」という名が書いてあり、「子持ちもあるよ」というのでヤリイカの子かな?と思ったらその仲間だがジンドウイカという種類らしい。成長しても8cmくらいにしかならない。瀬戸内海、有明海、東シナ海沿岸の低塩分の汽水域に生息し、春から夏に産卵する。瀬戸内海や有明海の特産といってよいものらしい。

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新アトリエの食風景


24日にようやく荷物が全部移動できたものの、その整理とDIY、それに畑や外構の整理やらで怒濤のように忙しい日々を過ごしている。これだけの肉体労働を集中的にこなすのは、群馬での山暮らしを始めたとき以来といっていいかもしれない。おかげで、この4年間の町暮らしで付いた贅肉が、すっかり落ちてしまったw。

忙しい合間にも食事はいろいろ楽しんでいる。今日はそれをちょっと集中的にレポート。

瀬戸内の春の旬の味覚。地元のスーパーを覗くと1パック200円くらいで売っているものがある。これはイカナゴのゆでたもの。鮮度のいい朝獲れなら文句無く美味い。フライパンで焼き色がつくように温めなおして生姜醤油で。日本酒が合う合う♫

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