高松市内に「きむら」というスーパーがあるのだがここは瀬戸内の地物の魚をとくにたくさん扱っている。国分寺店で美味そうな小イカが売っていたので売り場のおじさんに調理法を聞いて買ってみた。
売り場では「べいか」という名が書いてあり、「子持ちもあるよ」というのでヤリイカの子かな?と思ったらその仲間だがジンドウイカという種類らしい。成長しても8cmくらいにしかならない。瀬戸内海、有明海、東シナ海沿岸の低塩分の汽水域に生息し、春から夏に産卵する。瀬戸内海や有明海の特産といってよいものらしい。
大きさはこのくらい。最近テレビで紹介されたらしく「ちょっと値が高くなっている」と売り場の人は言っていた。
朝獲れで刺身でも食べれる鮮度だが、さっと塩ゆでして甲や目玉を取って下処理しておく。目玉ははさみで切れ目を入れ水の中でぶちっと取ったほうがいいようだ(若干墨ハネがある)。
アンチョビを叩いて・・・
小さめのフライパンにオリーブオイル。弱火でニンニクとアンチョビをじっくり炒めて・・・
下処理したヒイカをと投入(ものすごくいい匂い!)。ここで中火。
ワタや墨が香ばしく色づきかけたところで皿に盛る。味はすばらしく美味い!!!柔らかいし。
瀬戸内の海の幸にふさわしいビールでいこう。岡山の地ビール「独歩」。
囲炉裏暖炉も着火!
一匹調理し忘れたのが袋の底から出てきたので(笑)、囲炉裏で竹串で焼いてみた。これがまためちゃウマ♫
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レシピは『丸元淑生の家庭の魚料理』から。