草津温泉旅行の巻


町内の組合の旅行で草津へ。私は6月に越してきたので今年の旅行のお誘いはナシという話だったのだが、諸事情のため人数割れでぜひとも、と誘われて行くことに・・・(yuiさんは留守番です)。

若くしてフリーランサーになったので、バス乗り合い集団旅行&ホテル大広間宴会なんていうのやったことないんだよね。だから実は、興味津々でもあり(笑)。

でも、町内祭でギターと歌をやったので顔は売れてしまったのだけど、こっちは組の皆さんの名前・顔がなかなか覚えられないので、緊張もするわけで・・・。

バスの中、出発の朝からいきなり紙コップで日本酒。草津着の昼食には生ビール。夜は宴会でカラオケ。2次会は温泉街のスナックで、ウーロンハイをがんがん注がれ(==:)。

でも、組の人はとても気持ちのいい人ばかりで、親睦を深めることができただけでも大きな収穫でした。里に住むということは、山暮らしよりもより多くの人の目にさらされる。この方々とのよき関係を保ちつつ、家の改装や畑をビシッと頑張らねば、などどあらためて思った次第。

では、ニューデジカメでの写真をどうぞ。

草津温泉の中心にある最も大きな湯の噴出箇所を「湯畑(ゆばたけ)」といい、ごぼごぼと湯が湧きそれが斜面を伝って滝になっている。

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高枝伐り、イタルさんと飲み会


集落支援員の仕事で神流町の持倉と椹森へ。出発してすぐ役場から連絡が入り、持倉で不幸がでたとのことで8日の午後の部は急遽中止となる。

というわけで旧アトリエの作業をすることに。イタルさんは元気に畑仕事をしており、娘さんのY子さんも藤岡から世話に来ていた。

作業は、yuiさんは家の中の掃除と片付け。私は外回り。イノシシが出てクリンソウの湿地が掘り荒らされている。雑草の伸びはアレチウリがかなりはびこってしまった。しかし、アレチウリの花はキイロスズメバチ・コガタスズメバチがたくさんやってきており、かなり重要な吸蜜植物となっているようだ。

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桐生の火と水


先日、実家の水戸へ行った帰り、栃木の佐野から山越えで梅田へ向かうルートをとった。実は、この道沿いで伐採と集材をしていた場所があって、そこの残材を薪に貰おう、と目をつけていたのだ。いま、スギ・ヒノキ人工林の伐採跡地では、オイシイところだけを持って行くだけで、後はすべてゴミとして山に捨てていく。だから、驚くほど大量の残材が、斜面にごった返している。ちょいと道ばたに車を止めて、ちょいと道に近い場所の斜面の木を拾うだけで、およそ一ヶ月分の薪が入手できる。これを、誰も使わないのだ。もったいないことだし、次の植え付け時には地ごしらえ、という作業があるのだが、そのときじゃまでしょうがないだろう。

さて。本日、大村しげさんの『京都 火と水と』(冬樹社/1984)を読了。私は故、大村しげさんのファンで、拙著『山で暮らす 愉しみと基本の技術』にも何編か紹介させていただいたが、これも、いい本だった。前橋の県立図書館で閉架図書として眠っていた本である。まったく、なぜこんな名著が・・・。ぜひ文庫化してほしいと思う。

京都の火と水にまつわるエッセイだが、その文の中に暮らしの息づかいが込められている。

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京都四国旅(12.上諏訪衣温泉〜上田刀屋)


名古屋の友人宅を早朝出発して木曽路から帰還。工芸館でおひつなどを見る。食堂・喫茶ではソバ定食が1500円だのスパゲティコーヒー付きが1000円だの、しっかり観光地ぼったくり値段になっており、パス!

で、クーラーの中のパンとチーズをかじりながら空腹をしのぎ、諏訪の温泉をめざす。

来るときは下諏訪温泉だったので、今回は上諏訪で。iPhoneでウェブ探索し、見つけたのは、住宅街の秘湯「衣温泉」。通路を入ると小さな窓口にインターホンのボタンがある。ここでおじさんに料金200円(安いな~)を払う。誰も入っていなかった。貸し切りである。

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