今日は木工。蔵の解体現場から貰ってきたでっかいまな板。それをマッキーの部屋でテーブル代りにしてたんだけど、Y先生の快気祝いをここでやる予定なので、いままで丸太の上に載せていたそれに足をつけることにした。前回のケヤキテーブルはビス止めで意気消沈したので、今回は金物なし、すなわちホゾで組むのである。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今日は木工。蔵の解体現場から貰ってきたでっかいまな板。それをマッキーの部屋でテーブル代りにしてたんだけど、Y先生の快気祝いをここでやる予定なので、いままで丸太の上に載せていたそれに足をつけることにした。前回のケヤキテーブルはビス止めで意気消沈したので、今回は金物なし、すなわちホゾで組むのである。
それにしてもジャガイモが旨い。ただ茹でただけで調味料はいらない。感嘆しながら食べている。朝は蕎麦。キャベツがたくさんあるのでまた炒め物・・・でも暑い日差しが。というわけで茹でキャベツ。スライスした豚肉の片側に片栗粉をつけてさっと茹で豚もつくる。水が美味しいと茹でものも美味しいのだった。シソが大きくなったのでネギ・ゴマとともに大量にトッピング。上から酢醤油(実は手抜きで「焼き肉のタレ」にお酢を入れただけ)。さっぱりでお蕎麦に合います。
昨年、こちらに引っ越して間もなく、ニンニクを植えた。植えたといってもスーパーで買った料理用のニンニク(中国産)が使い切れず芽を出してしまったので、それを何個か敷地の平らなところに植えてみたのである。その小さなたよりない球根はやがて地中から芽を出し、雪の多かった今年の冬を乗り越え、枯れることなく成長し続けた。そして少し掘って確かめてみると株が膨らんでいる。葉っぱが枯れ始めたので、収穫してみることにした。小さいが結球していて、土から掘り上げるとプンとニンニク特有の香りがした。油で揚げたりチンゲンサイと炒めて食べた。いい味だった。このニンニク、肥料は薪ストーブの木灰だけ。草取りの手入れはしたけどもちろん無農薬。
チェーンソーのメンテをして、放置しておいた間伐材を薪に仕立てる。薪割り、薪の移動と積みなおし。薪置き場から乾いた薪を建物のほうに移動したりするのである。廃材も全部片付いて、敷地の通路がすっきり。かなり汗をかくが、これが気持ちイイ。
朝、依頼原稿の文字数がまちがっていたことに気付き、訂正してメールを送る。内容は”森の変遷とカブトムシとの関係”といったもの。「S匠の論文として後世に残るようなものが書けるといいですね」と相方。
前夜炊いたタケノコご飯を蒸し器で温めなおして朝食兼昼食。オカズはタケノコとフキと干し椎茸と昆布の煮物。ウドのきんぴら、ワサビの茎の三杯酢、タクアンに金ゴマをかけたもの、など。豪華だネ(みな冷蔵庫のストックですが)。でも陰性過多かな。春の食べ物は廃毒性があるんだよね。冬の間にたまっていたものばかりでなく、過去に肉体に溜めていたものが吹き出す感じ。相方は目の周りに、僕は首と背中に吹き出物のような症状が出ている。