古民家の裏側


朝からよく晴れている。このところ夕立が頻繁に来たので畑の作物にはいいが、建物にはよくない。この季節は家を乾かす工夫と手入れをしなければならない。

アトリエの古民家は礎石の上に柱を建てた形式で、縁の下は風が通り乾きやすい構造になっている。が、冬はそれではあまりにも寒いので蓋(扉)がしてある。蓋がしてあっても穴だらけなので十分風は通るのだが、たまに開けてみて地面が湿っているようなら天気の続くときには開けて風を通すようにする。

畑から戻った午前中はその蓋を修理した。木枠に段ボールで補修してあったものを板に張り替えたのだ。といっても、その板は以前床に使われていた廃材の板(マツとスギ)である。板や角材は使えそうなものは燃やさないでとってあるのだ。

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棚をつくる


薪焚きの風呂釜を設置したことは、ちょっとした大改装になった。薪を焚くスペースのために水道シンクをずらす必要があり、ついで食器棚を移動し、あの大御所マッキー君が外されて2階へ。そうして、やや広くなった台所の土間にはいよいよ冷蔵庫が鎮座したのだった(今までは玄関の土間にあった)。

この冷蔵庫はデカイので移動が大変と思われた。アトリエまで荷上げするのにも、薪ストーブ「トラちゃん」に次いで大変だったのだ。しかし底には小さい車輪がついているので、平面の移動はできる。が、台所までに狭い曲がり角と段差があり、天井は冷蔵庫の高さぎりぎり。さてどうする? 考えたのはロープで底をちょいと持ち上げながら移動させること。そのロープはいつものように廃材の畳縁(たたみへり)。

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