「大地の再生ライセンス講座」@上野原/2.水脈との格闘、オニグルミ食べる


矢野さんが常に語っているのが「水脈」と「導線」であり、空気と水の日常的な対流である。それは部屋の物の置き方ひとつにも当てはまり、影響する。物を散乱させて重ね置きしたり、コーナーに物をまとめ置きしていると、風が通らずホコリがたまり、虫がわいたりする。

以前、矢野さんが私のアトリエに立ち寄られ、囲炉裏暖炉わきのリクライニングチェアでくつろぎながら「この部屋は風通しがいいね・・」と言っていたのは、そんな目で見ておられたのだ。

朝のミーティングの後、2階と1階の倉庫とふた手に別れ、簡単な「風通し掃除」を指示された。ライセンス講座では毎回「道具の置き方・しまい方」に言及される。それは現場仕事にも通じる原理がそこにあるからだ。

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「大地の再生ライセンス講座」@上野原/1.増水の川、守った木々


9/19-20(京都)、9/25-27(山梨・上野原)に続いて、早くも3回目のライセンス講座が、前回と同じ上野原で本日から3日間にわたって行われる。前回までは初の試みの準備期間「プレライセンス」としたが、今回から本番のライセンス講座となる。

朝、事務所の2階のフロアーで一同が介して矢野さんの話から始まる。今回はフィールドの中でも稲刈りを中心にしたテーマになるはずだったのだが、あまりにも大きな災害が起きてしまった。矢野さんの話はその話題に終始した。

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上野原へ(バスキア、隈研吾)


明日から3日間、「大地の再生ライセンス講座」が上野原である。この講座に私は記録係で参加している。長期の出張のとき気がかりなのはネコの世話。お願いはしてあるのだが、外ネコになってしまったバロンの餌が心配ではある。

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京都3日目〜高松/進々堂のブルー、岡山握り弁当


本当は1泊2日の予定であったが、案の定打ち合わせが長引いて1日伸びた。矢野さんが早朝に宿に尋ねてきて、雑談とも打ち合わせともつかぬ会話に入る。

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京都のバス、京都のうどん


午後から京都出張。「大地の再生」理事会への顔出し。新幹線が京都に近づくにつれ、右手に見え始める遠い昔の記憶と同じままの東寺の五重の塔。そして出迎えてくれるこの化け物のような近代建築のファサード。

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