京都のバス、京都のうどん


午後から京都出張。「大地の再生」理事会への顔出し。新幹線が京都に近づくにつれ、右手に見え始める遠い昔の記憶と同じままの東寺の五重の塔。そして出迎えてくれるこの化け物のような近代建築のファサード。

バスで北野天満宮まで。雨が降り出してくる。本願寺の前を通り、

烏丸通を北へ。途中で左に折れて堀川通へ。

市バスだというのに、観光アナウンスが時々入る。晴明神社の解説が入り、和菓子屋の「鶴屋吉信」の前を通る。北野天満宮の鳥居には「ずいき祭り」ののぼり旗が上がっていた。

お参りするころ雨が激しくなってきた。上七軒を歩いて・・・

夕食は軽くうどんに。

京都ではにしんそば、もしくはこれ「たぬきうどん」を食べる。関東で「たぬき」といえば天ぷらの「ネタぬき」が語源の「天かす」のせ。ところが京都ではお揚げとネギにたっぷりの餡掛けのうどんなのである。お揚げなら、関東では「きつね」だが・・・。

なぜか? きつねに餡がかかったのがたぬきうどん。すなわちきつねが「ドロン」と化けたから・・・あんかけでドロッとしていることからこう言われるそうな。

店を出ても雨は止まなかったが、体はたっぷりアツアツの餡とすり生姜のおかげかポカポカだ。会議の場所はここから15分ほど歩いた所。有名銭湯、船岡温泉の近くだった。


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