囲炉裏と茶の湯


図書館へ。僕らは藤岡の市立図書館と前橋の県立図書館のカードを持っていて、ここでそれぞれ5冊づつ本を借りている。もっぱら山暮らし再生に関係するものを借りるのだが、茶道の本なんかも借りてみた。

囲炉裏をやっていると、立ち居ふるまいが洗練された動作になってくる。それは火や湯という裸形の危険なものを目の前に常に置きながら、座ったままで様々な作業をこなしていくからで、当然のことながら、ものの置き場、移動の仕方、そして燃える薪の配置などに気を配るようになってくる。

あるとき、僕はこの自分の動作の中に「茶の湯」の原型があるような気がしたのである。現在の茶道は形骸化した「形」重視のものになっているように思うけれども、本来は「火」と「水」と「木」という人間が生きる上での最も基本となるものへの畏敬と感謝を込めたアートではないか、と感じた。ずっと前に岩波文庫で読んだ岡倉天心の『茶の本』、もう一度読み返してみようと思う。


手打ちうどん作る


前夜のすき焼き残り汁がわずかばかり。そこに冷や飯をぶち込んで鍋に蓋をして熾き火にかけておく。ほどよく水気を吸い、ちりちりとお焦げが始まった頃に、Y氏がお歳暮に持ってきてくれた日本農園の地タマゴを割り入れ、蓋をしてその上に熾き炭を置いてオーブン状態にする。んんん、目玉載せビーフご飯のできあがりぃ。

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ボロを着る暖かさ


僕の定番スタイルは昔からジーンズにダンガリーシャツ。またはチノパンやコーデュロイ。寒いときはその上にダウンベストとかセーターとか着るわけだ。この定番、着続けてはボロになり、何代も交代されている。しかし、着古して穴が空いても、愛着のある衣類をゴミ箱に棄てるのはしのびないものだ。そこでアトリエに来て以来、そのボロを棄てずに相方に繕ってもらい、できるだけ長く着続けられるようにした。

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そば粉の味


午前中、藤岡のIさんが遊びに来たので、囲炉裏にあたってもらい昨日挽いたそば粉でパンケーキを作ってみた。そば粉に水を入れてゆるく練ったものを、フライパンで焼いたものだ。畑で初めて収穫したそば粉、しかも石臼挽き。ウマイ! 甘み、こく、香りがそろっている。こりゃそば打ちをおぼえなければ!

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石臼、始動!


午前中は薪採り。薪のストックはすでに一冬分は十分にあるのだが、来年分もためておきたい。お目当ての放置木があるのだ。今年1月の大雪で、折れた広葉樹がぶら下がっている。自然に乾くまで放置してから採取しようと考えていたのだ。晴天が続いた。雪が来る前に採取しようと、ひさしぶりに腰ナタと手ノコ、背負子を持って採りに行った。

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