庭の柿を採る。竿で落としたら熟れたものは地面でつぶれてしまう。そこで、竹竿の先にノコと切り出しでちょいと細工したものを使って、このすき間に柿の実の付け根の枝をはさみ、ねじって枝を折る。柿の枝は折れやすく、簡単にちぎれる。実が竹竿の先にぶら下がったまま落ちない。

イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
庭の柿を採る。竿で落としたら熟れたものは地面でつぶれてしまう。そこで、竹竿の先にノコと切り出しでちょいと細工したものを使って、このすき間に柿の実の付け根の枝をはさみ、ねじって枝を折る。柿の枝は折れやすく、簡単にちぎれる。実が竹竿の先にぶら下がったまま落ちない。

昨日の『京都新聞』に造林公社の赤字問題が出ていた。
意外に知られていないが、日本中にある林業系の公社はどこも膨大な負債を抱えている。戦後の拡大造林時に自治体や公庫からお金を借りて木を植え、育てたのだ。当時は木の値段が高かった。当時のレートからすれば、その借入金は伐採で十分返せるはずだった。
さて、新聞記事から内容を要約。
滋賀県の県造林公社とびわ湖造林公社が、スギ・ヒノキの造林に借りたお金(農林漁業金融公庫などから)の累積債務は約1000億円。その返済期限が迫り、裁判所に特定調停を申し立て、債権の放棄や金利減免などを求める、という。試算では、立木を伐ったとしても得る金は122億円にしかならない
らしい。
9月の台風9号で、荒れに荒れた群馬の山。アトリエすぐそばの崩落した道は、ようやく工事が始まり出した。建設資材を上げるためのミニモノレールが設置され、ボーリング工事(地質調査)が始まったところだ。相当大掛かりな工事になるだろう。
でも、台風も悪いことばかりじゃない。沢は深く掘れたところができて変化ができたし、風倒木がそこかそこに落ちていて、囲炉裏やカマドの薪に困らない。
今月号の『林業新知識』で森林科学者の藤森隆郎(ふじもり・たかお)氏が書いていたが、日本は気象が激しく、台風は被害を起こすけれども、それゆえ光環境が変化し「モザイク的多様性」が生まれる。生物多様性が高いのは、そのせいもあるのだ。
