博多風水炊き by リュウジ


今日は朝からGomyo倶楽部のイベント。僕は炊事係で、大鍋でシシ汁を作ったり、三又とレンガで簡易カマドを作り、大きな羽釜で米を炊いたりした。料理でお客さんをもてなしたり、イベントなどのときは僕はお客さんの反応が気になってあまり食事をとらないんだ。

Gomyo倶楽部2022.9.25活動報告

なので夜はおなかがへってガッツリ食いたくなり、帰りにスーパーに寄って安売りしていた鶏肉を買ってきてしまった。YouTubeリュウジのバズレシピを参考にラーメンを作った話を書いたが(9/22)、中にちょっと旨そうで気になる料理があったので同じように作ってみた。

鶏の手羽先と手羽元をたっぷりつかった博多風の水炊きである。じつは鶏肉を使った普通の水炊き鍋はあまり好きじゃない。子供の頃、父の晩酌の付き合いでしょちゅう食わされた、市販のポンズで食べるあの淡白な食い物がすっかり嫌いになってしまったのだ。

だが、この博多風は濃厚で美味しそうだった。手羽先と手羽元をたっぷり入れ、潰したいくつかのニンニクと生米をひとつまみ入れて、強火で1時間炊き続けるのだ。

最初にアクを取り、途中水かさが減るので水を足す。YouTubeでは旨味調味料を入れるのだが(リュウジのレシピは化学調味料推しでけっこう何にでも使う)、僕は小さい昆布を入れた。

最後に塩で軽く味付けし、野菜はキャベツと長ネギだけを入れる。

最初は塩で、後半は酢醤油で食べる。この、濃いめの酢醤油が合う(リュウジはこの調合にも化調を入れている)。米とニンニクがいい感じで白濁スープにとろみを出し、芳醇な香りが立ち上る。さすがバズまくってチャンネル登録300万超のことはある。

全部の肉は食べきれないのでそのまま冷まして保存すると、翌朝はぷるぷるにコラーゲンが煮こごりになっている。もちろん〆は雑炊が最高だ。コレ、地鶏でやったらさぞ美味いことだろうな・・・。

【至高の水炊き】


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