秀峰


午後、買い物に出たついで、町並み散策。桐生駅周辺をぐるぐる回る。いやー桐生は面白い。なにが面白いって、古い家がたくさんあるところが。

なにしろむかし織物工業でお金も文化も豊かな町だったから、驚くような木造建築がいたるところに残っている。

もうひとつの理由は(これは不動産屋さんに聞いたのだが)、桐生市街地には公道がない区画がいくつかあり、現在の法律では公道に隣接しないと家は新築できないことになっている。つまり私道にしか繋がらない土地に家がある場合は、改装して住み続けるか、公道に隣接する家までまとめて壊して、集合住宅として新築するしかないのである。

だけど、そのおかげで古い昭和の懐かしい雰囲気が残る場所が随所にある。しかし、アーケード街のシャッター通りはやはり悲痛な感じを受ける。そしてスプレーによる落書きが目立った。これから桐生はどうなるのか? 今が正念場だろう。私が最も恐れるのは、昭和の雰囲気を破壊して現代建築・コンクリートとガラス建築のファッションタウンにされてしまうことである。

まあ、市も財政難というから(税金の7割が役人の給料とか・・・)なにもできず、このまましばらく行くのだろうけど。

小腹がすいたので食堂に入った。桐生にはこのような古い昔懐かしの大衆食堂がたくさんある。その一軒「秀峰」。

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工場の土壁


こちらが元糸繰り工場内部。まだぜんぜん掃除もできず段ボールの山の中、YK読書中。外で火をおこして熾き炭状態になったところでチビカマを工場の土間に移動、という苦肉の策をとっています(ここでのんびりお茶したいときに)。

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虫たちのゆくえ


昨夜、桐生で初めて焚き火をしてハッと気がついたことがある。明かりに虫がやってこないのだ。

旧アトリエではすでに今シーズンのガたちが玄関の白熱灯にわんさかと訪れている。だから、ここでの虫の少なさは異様だった。

わずかに小さなガが数匹とヘビトンボが1匹火に飛び込んではきたが・・・。

周囲は山林と畑と水田。クリなどの果樹もあり、いまの季節、昔の環境なら夜に煌々と明かりをつけようものなら、飛来する虫だらけになってしまうはずなのだ。ふと気づけば、昼間のチョウやハチの姿も極端に少ないではないか。

植生があるのに虫がいないということは???

考えられる原因のひとつは「薬剤散布」である。

たまたま桐生図書館に行く用事があり、ちょうどこんな本を見つけた。


『新幹線に乗れない~農薬被爆列島』
長谷川凞(はせがわ・ひろし)/築地書館2006

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台所改装(1)


チビカマに点火できたので次に台所の改装に入る。台所には絨毯が敷いてあったが、僕らは引き渡しの際これをはがしてもらっていた。さらにこの板をはがして土間に戻そうと思うのである。そして右側の窓と棚を外したい。

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ちびカマ君入桐


さて、連日の枝切りですっきりした裏庭。これでようやく火を焚くスペースができたので、前日に日帰りで旧アトリエに戻り、カマドや薪風呂釜、炊事道具、食器などを桐生に運んだのだ。イタルさんに伊勢崎堀田商店の「やきまんじゅう」をお土産に持っていったら、タマネギをどっさりもらった(喜)。

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というわけで「ちびカマ君」の入場なのです。この鋳物カマドは長野の古い蔵の解体現場から貰ってきたもの。僕らが拾わなければいまごろどこかで捨てられ錆だらけになっていたことだろう。長い旅を経て桐生へようこそ!

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