山階絵巻、浅草文化観光センター、古いホテル


宿は浅草。連泊すると安くなるシステムで3連泊する。駐車場はakippaというサイトで予約した。宿から2駅ほど離れているが都内にしてはかなり安い。浅草は外人だらけでごった返している。ホテルの案内人までアジア人のお姉さんで、Wi-Fiの機器を受け取ったものの不発、4回も機器を変えてもらってやっと繋がった。それを知らせるとお姉さんもニッコリ(やれやれw)。

立ち食いそばを食べてから銀座を歩いた。新しいビルがたくさんできていてちょっと驚いた。歌舞伎座まで歩いて地下鉄で六本木まで行く。東京ミッドタウン、サントリー美術館で「絵巻マニア列伝」の最終日。鎌倉時代最高の絵師と言われる山階隆兼の筆を堪能した。しかし、スコープを持って絵を覗くなんて私だけかと思ったら、他にも結構いるのだ。

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名古屋、岐阜、木の現代建築を見に


今日から関東方面に旅に出る。目的のひとつは建築を見にいくことだ。が、もちろんプチ・グルメもね♫ 今日の宿は決めていなくて車中泊の予定。まずは昼を名古屋めしでいくことにする。

味噌煮込みうどん。これ、名古屋人のソールフードなんだそうだが、まだ一度も食べたことがなかった。老舗の「山本屋本店」に行ってみた。たぶん汁は甘くて麺はぶよぶよなんだろうな、なんて思っていたら見事に裏切られた。

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使いたい素材から始まる


隈研吾『自然な建築』読了。普通、建築設計は部屋をどう並べるかという平面計画があり、次に外形が決まり、最後に仕上げ素材の材料選びが行なわれる。が、隈建築は逆のプロセスをとる。いきなり最初から、使いたい素材を選んでディテールまで考える。

こんなディテールで作られるからこそ、この配置、この平面、この断面にすべきだという順序で、デザインを進めていく。それが物質としての建築を決定する際の、誠実な手順、物質に対して誠実なプロセスだと信じている。(隈研吾『自然な建築』)

うん、これはよくわかる。しかし、現代住宅の設計でこんなメンドウで悠長なことは、よほど施主のこだわりがないかぎり行なわれない。先に部屋割りや形を決められ、次に各カタログの山から素材を決めさせられていく(こうして凡庸な、魅力のない新建材住宅が量産される)。

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読書とかまどさん


昨日は朝から隈研吾の『小さな建築』を読み始めて面白くて午前中で全部読んでしまった。今日も朝から読書。『丹下健三 伝統と創造』。

これはセトゲー2013のとき「丹下健三生誕100周年プロジェクト」というのがあって、そのときのカタログ本だ。猪熊弦一郎やイサム・ノグチらとの交遊が詳しく描かれていて興味深い。

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ねぎま・油揚げ・煮麺、負ける住宅


またお家「焼き鳥」。今日は畑からネギを抜いて、ねぎまにして焼いた。いや〜炭火焼きこんな美味しいとは・・・。やはり切り立て・串打ち立て・焼きたて・・・だと全然ちがうね。しかもネギ「超」新鮮だし。

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