山階絵巻、浅草文化観光センター、古いホテル


宿は浅草。連泊すると安くなるシステムで3連泊する。駐車場はakippaというサイトで予約した。宿から2駅ほど離れているが都内にしてはかなり安い。浅草は外人だらけでごった返している。ホテルの案内人までアジア人のお姉さんで、Wi-Fiの機器を受け取ったものの不発、4回も機器を変えてもらってやっと繋がった。それを知らせるとお姉さんもニッコリ(やれやれw)。

立ち食いそばを食べてから銀座を歩いた。新しいビルがたくさんできていてちょっと驚いた。歌舞伎座まで歩いて地下鉄で六本木まで行く。東京ミッドタウン、サントリー美術館で「絵巻マニア列伝」の最終日。鎌倉時代最高の絵師と言われる山階隆兼の筆を堪能した。しかし、スコープを持って絵を覗くなんて私だけかと思ったら、他にも結構いるのだ。

ミッドタウンは今年で10周年になるそうだ。緑とゆったりした空間が調和して、都市の広場としてうまくいっていると思う。ルーバーの多用や自然素材の素材感をしっかり出しているところも良いな。こういうのは四国じゃ味わえない。

さて、まだ明るいが飲むか・・・と浅草に戻り、「ホッピー通り」に繰り出したのだが、昼間から怪気炎を上げているグループの多さにひるんでしまった。というわけで仕切り直し、浅草界隈ではダントツという東京とんかつを食べに行った。

蔵前「すぎ田」。やっぱりコレだよな。白木のカウンターにビールはサッポロの黒ラベル。そして鍋はあかがね(銅)、揚げ油はラード。これぞまさに東京とんかつである。

ホテルに戻る頃には夕暮れて、浅草文化観光センターのガラスやスカイツリーが輝き始める。

センター内で隈研吾の展示が行われていたのでそれを見にいく。

次いで最上階の展望デッキへ。

おお、素晴らしい。仲見世ロードが輝いている。

スカイツリーの明かりが螺旋を描いて動く。「都会で最も美しいものは夜景である」・・・と書いた作家がいたが、そうかもしれない。しかし、これで昆虫たちは激減したわけだが。

雷門に戻ると相変わらずガイジンだらけで、みんな自撮りしているのだったw。

スーパーで買い込んだバーボンと氷を手に宿に戻る。エレベーターの中はかすかに糞尿の臭いがし、ドアの鍵は旧式だが、一応ウォシュレットは付いている・・・。


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