花活けとカツ丼


朝、ゴミ捨てに行き、その足で草取りする。また落花生の苗が自然発生しているのを発見した。落花生は収穫時に必ず実を地面に落してしまう。それをくまなく拾っているつもりなのだが、こんなにも地中に取りこぼしていたのか・・・。それにしても腐らずにじっと待機して、春にあの殻を割って芽吹くのである。凄い生命力ではないか。

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精米機を使いこなす


山本電気の精米機、1日おきに2〜3合回して使っている(いちどに5合までしかできない小型のものなのだ)。金属メッシュの容器に玄米を入れ、小さな金属の羽が回転するだけというシンプルな構造なのだが、マイクロコンピュータで回転数を自動制御するシステムで砕米を最小限にし、かつ温度上昇を防ぐという。「精米時に変動する米の負荷を検知し、3段階で回転数をコントロールする」・・・というのだから、いやはや昨今の日本の家電技術は本当に凄いな。

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バターピーナッツを作る


喪中ハガキのリアクションがメール・電話・手紙と、様々な形で全国から返ってきて、ありがたいと同時に、思い出がよみがえってメランコリーな気分にもなる。図書館に行ったらケヤキ並木の落ち葉が舞っているのをみて、なんだかその気分がさらに増幅されてしまった。

この落ち葉の光景に、ふと魚河岸でバイトしていたときのことを思い出した。東京でイラストの仕事がまだ軌道に乗らなかった頃、年末になると築地市場でよく働いていたのである。築地は年中人手不足で募集をかけているが、たいがいどこの店でも、年末のバイトを皆勤するとボーナスがもらえる。

早朝の電車でアパートを出、地下鉄に乗り換えて築地本願寺のところで階段を駆け上ると、びしょぬれの歩道に鮮やかな落ち葉が張り付いている。それを見て「ああ、奇麗だな・・・」と足を止めた。すぐ目の前に過酷な労働が待っているというのに、この美しさに見とれてる私がいる。そんな私は、いやそんな私だからこそ、アーティストとして絶対に成功するのだ・・・と心の中でつぶやいていた。

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フープロで和風バーグ


今日は落花生を整理できたので、前に干していた分を加工しようと殻剥きしてフライパンに何回かに分けて炒った。それでバターピーナッツやピーナツバターを作るつもりだったのだが、炒るのにけっこう時間がかかり、なんだか「もう落花生みるのもイヤ」という気分になり、それでハンバーグなんてものを作ってしまった。

下がその写真だが、なんだか家庭科の教科書に載るようなハンバーグでしょ(笑)。昔のケチャップとソースにまみれたやつを食べてみたくなってね(材料は買ってあった)。

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