山本電気の精米機、1日おきに2〜3合回して使っている(いちどに5合までしかできない小型のものなのだ)。金属メッシュの容器に玄米を入れ、小さな金属の羽が回転するだけというシンプルな構造なのだが、マイクロコンピュータで回転数を自動制御するシステムで砕米を最小限にし、かつ温度上昇を防ぐという。「精米時に変動する米の負荷を検知し、3段階で回転数をコントロールする」・・・というのだから、いやはや昨今の日本の家電技術は本当に凄いな。
今日は「胚芽白米仕立て」というモードでやってみた。
さすがに白米に近くまで精米すると、3分以上かかった。
出来上がったらこうして取り出して・・・
中に糠(ぬか)がこんな感じで残る。ようするに遠心力でメッシュの外側に押し出される。
しかし、たった2合でこれだけの糠が出るんだ。玄米食だとこれを食べてるわけだよいね。無農薬米の場合この糠はまた価値あるものになる。これで糠漬けやったら最高なんじゃないかな。
仕上がりはこんな感じ。見た目は白米に近いが、たしかに胚芽が残っている。
お米は精米した瞬間から酸化は始まるのだそうで、だから玄米で貯蔵し、こうして食べる直前に精米するのが一番いい。また、ぬか層や胚芽は、ビタミンやたんぱく質を多く含む栄養の宝庫だから、白米まで削ってしまうのはもったいない。精米機、これから非常に重要なアイテムになっていくような気がする。
▼資料はYamamotoのホームページより。
例の塩辛い自家製ベーコンだが、小さく切って炒めて脂を出し、その脂でホウレンソウをさっと炒めると美味しい。
ついに自家製の落花生が最後になった。結局、バターピーナッツは作ることができなかった。なにしろ、こうしてただ炒って酒のツマミにするのが最高なのだ。
なごり惜しく、甘皮をむいた落花生にオリーブオイルをかけてそこにトリュフ塩をかけて食べる。さらば落花生・・・。もちろん、来年栽培するための種子は残してある。
ホウレンソウも作りたいな。