木製スコヤを作る


お風呂の蓋の前に、YKの机の棚を作る作業が同時進行している。そこで、三次元的直角をみるスコヤという道具が必要になり、それは市販品では金属製のものが一般的なのだけれども、木製品も自作されるのだそうで、さっそく真似て、作ってみることにした。

材料は薪の中から見つけてきたヒノキ材とモモ材。ヒノキ材は先般の巻き枯らし材のものだし、モモの木は1年目の風で倒れてしまった敷地の材である。赤紫で硬い材なのでなにか工作に使いたいなと考えていたのだ。

それぞれ寸法に切ってヨキではつったり、カンナで削ぎ落としたりして形を整えていく。

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巻き枯らしヒノキ材で額を


以前に巻き枯らし間伐の立ち枯れ木を伐って薪にした話を書いたが、あの材があまりにもいいので額を作ってみることにした。

伐り出して来た木を玉切ってクザビで四つ割りにした後、マサカリとハンマーでさらに半割にしていく。

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一石二鳥の薪(巻き)枯らし


囲炉裏でご飯を炊くときの、アトリエでの日常のショットである。中央に羽釜、片側につり鍋(中はお湯)、もう片側に味噌汁の鍋が保温中。使っているのは太めの柿の木の薪。昨年の春の強風で折れたもの。

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クマはぎの山


取材である山に入った。拡大造林時に植えられたと思われるヒノキ人工林。下枝払いさえ行なわれていないので、地面から数十センチから枯れ枝がついている。

下刈りを抜けてから、一度も手入れをしていないのは、その植えられたグリッドのまま、きれいに格子状に木が立っていることでうかがわれた。

下層植生はほとんど無いが、雪折れのスポットから広葉樹が立ち上がっている場所がある、そして。

驚くのはクマ剥ぎの痕(あと)だ。

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