ジャガイモを掘りにかかる。天気がよく蒸し暑い。数列掘ったところで汗だくとなる。今年はネズミが異常発生していて、どこでもジャガイモを齧られているが、アトリエの畑も例外ではない。昨年はこんな齧り跡はほとんど無かったように思う。齧られた部分は皮が剥けてえぐれてしまうので、長期保存ができなくなる。それでも無傷のものが、まあまあ収穫できた。
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Y先生の畑
Y先生のジャガイモ畑の手伝いを約束していた。朝7:30から午後3時過ぎまでみっちりと畑仕事、後で計測してみると収穫量は400kgあったそうだ。途中でY氏が久々に助っ人でやって来て作業的に助かった。
斜面の畑では近くまで軽トラが入れないので、「運ぶ」作業がけっこうキツい。掘るよりも運びで疲労するのである。
ジャガイモの初収穫
個展の中休み、しばらく手入れできなかった畑の草取りをする。草だらけでエラいことになっている・・・と思いきや、それほどでもない。相方は個展準備で散乱状態の部屋の掃除。
ジャガイモの花が終わったものを2株ほど、初収穫してみる。連作したのだけれど、けっこういいものができている。しかも、今回は耕転もぜす、土寄せもしていない。ジャガイモの生育に負荷を与えない程度に草を刈るだけ。もちろん化学肥料や動物糞の有機肥料はいっさい入れていない、木質堆肥と木灰だけ。農薬防除もまったくなし。ニジュウヤホシテントウがついて葉を食べている株もあったが、そのまま放置しておいた。
ギンイチモンジセセリ
昨年収穫したジャガイモがまだ縁の下にストックがある。もう芽がモヤシのように飛び出して、皮の部分はふにゃふにゃしている。その皮を剥いて、グレイダーでおろして、ついでにチーズも同じにおろして、二つを混ぜて小麦粉を振りかける。それを油をひいたフライパンで平たく焼く。ひっくり返して塩コショウして両面に焼き色がついて、カリカリとして美味しいハッシュドポテトの出来上がり。これは新ジャガなどよりも、時のたった水分の抜けたひねジャガのほうが美味しいようだ。「う、ウマイ!」と感嘆しつつ4枚も一気に食べてしまった。
二人
連日、イラストマップの本描き。しかしいつものことながら、手をかけすぎて金銭的には全然合わない。金銭にしばられて仕事をすることを、あるとき僕は止めてしまった。だから、これでいいのだ。とはいえ、僕のイラストマップの仕事はまだ完全燃焼していない。いつも、何かにつまづいている。
昼過ぎて、お腹が減ったのと気分転換に万場の蕎麦屋「まるい」へ食べにいった。アトリエから万場へ食べにいき、買い物をして戻ると1時間ちょっと過ぎるくらいだ。ここが一番近い町である。でも、
「♪この街のメインストリート 僅か数百メートぉお~♪(by 浜省)」って規模の町なんだよね(sanzokuameさん、パクってスイマセン)。
アトリエに戻って仕事中の夕刻、廃材角材でお世話になっている鬼石町在住のIさんが突然遊びに来た。イタルさんと供に囲炉裏部屋で飲んだ。Iさんが小ジャガイモを囲炉裏の灰に埋めて焼いてくれた。僕らが初めて作ったジャガイモを、生粋のH集落の二人が「ん、うんまい」と褒めてくれ、囲炉裏の時間を楽しんで、帰ってくれた。本当に嬉しかった。