元湯は6:00からやっているので早朝に入りに行き、車で海岸まで出て涼んだ。ここは天然の港でかつて石見銀山でとれた銀をここから船で送り出していたのだ。また、出雲のようが有名なので一般には知られていないが、たたら製鉄も盛んに行われていたのである。
「大地の再生」in 温泉津/1日目
午前中は桜本美林の視察会。その森の近くに「高野山真言宗高野寺(こうやじ)」という立派な寺がある。空海が開基したという古刹で、本堂の十一面千手観音菩薩像は西日本一の大きさだそうだ。今年は空海の生誕1250年だが、僕の行く場所はなぜか空海づいている。
「大地の再生」in 温泉津/前日視察
島根・温泉津 13:00着を約束しているので、早朝に高松を出る。瀬戸内側から山陰側に変わると森の姿が一変する。川沿いの道の駅でひと休み。奥に石州瓦の古民家が見える。そして煙抜きがある。
旅の前の収穫
日赤最終日、そら豆のリゾット
午前中、手術の経過を見せに日赤へ。切除した部分に穴が空いて唇の裏側に傷が開いていたのだが、それも癒着して経過は良好とのこと。4/19(手術)4/26(抜糸)そして今日5/10に傷の確認・・・ということで手術からひと月も経たず病院から解放されることになった。
まだ傷の痛みや違和感はあるが、外に買い物に出るときマスクから解放されたこの爽快感‼️(オデキ・腫瘍を隠すのにマスクをせざるを得なかった)。この数年間は鏡で顔を見るのが本当に苦痛だった。これで講演会やワークショップやYouTubeの顔出しも気兼ねなくできる。旧友やしばらく不通であった旧恩の方々にも心置きなく会える。こんな嬉しいことはない。
それにしても、現代の外科手術の技術は凄い。切除・縫合で口が変形するのを覚悟していたのだが、オデキができる前とほとんど変わらない感じ。今回、形成外科の若い先生が執刀してくれたこともあるのかもしれない。
僕は病院は大嫌いで滅多に行かないんだけど(その割に法外な国民健康保険料を払わされている)、今回の手術にはほんとうに感服した。2度も手術予定をキャンセルしたというのに辛抱強く待ち続け、それをさりげなく成し遂げてくださった先生方とネットワークに感謝したい。