九州へ行ってきます。


明日から九州へ旅します。もともとの目的は10/14(金)福岡マリンメッセの浜田省吾ライブなのですが、パーマカルチャーネットワーク九州&トランジション南阿蘇の山口さんが講演会+ライブを組んでくれました。

16日は熊本県の阿蘇高森「阿蘇フォークスクール」で講演します。新著の出版記念というふれこみですが、今回は紀伊半島の災害について人工林被害の詳細や、群馬での集落支援員の話しをします。お近くの方、いやもちろん遠方からでも大歓迎ですが、お待ちしています!

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私の林業木造文化再生プラン


流れとしては。

1)四万十式作業道開設(4~5t・バケット0.25㎥のバックホーをリース)※

2)鋸谷式間伐の密度管理で間伐材を伐採(密度管理竿とチェーンソー)

3)作業道をフォワーダ(キャタピラ式の林内作業車)で幹線まで搬出※

4)幹線から軽トラもしくは2~4tトラックで搬出→小さな土場と工房で管理

5)簡易製材機で製材(移動式製材機 MIS-8000【石原式改良型】)

6)低温乾燥装置「愛工房」で木材乾燥

8)木材と漆喰を基調とした在来工法を中心に新築設計・施工

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桐生祭り、鋸谷式間伐10年


暑いですね。前夜のビール。近所のNKさんから黒ダイスの枝豆を貰った。

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お皿は九州の小鹿田焼です。

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午後から紙芝居ライブの打ち合わせ。10月初旬、梅田の「たかぞの保育園」で演る予定。その足で桐生祭りへ。

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鋸谷式間伐ダイジェスト版


ジョイフル本田で改装材料などを買い物して帰還。

帰ってから、鋸谷式間伐のダイジェスト版をホームページにアップした(こちらのサイドメニューから「Web版 新・間伐マニュアル」をクリック)。

一般市民の環境問題の高まりから、ようやく森に目が向けられてきた。民主党政権になったことで、緑のダム政策が押し進められるとき、まだ知識ない人たちが舵取りを誤らないように、とっかかりやヒントを残しておこうと思うのだ。

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森のこと(1)/山づくり(鋸谷さんとの共著)9刷


カナダでのトウヒ(針葉樹)森林での話。

トウヒの森は40年から120年のサイクルで害虫(ハマキガの一種)の大発生がおきる。すると森に光の穴が空き、その害虫を食べる鳥や昆虫が増えてその害虫は激減し、ふたたび森の再生が始まる。

ところが木材原料を枯らしたくない人間はDDT農薬でその害虫を先に殺そうとした。すると森の密度が高くなり、害虫を食べる鳥や昆虫が中に入れなくなって、さらなる害虫の大発生を招いた。

そこで今度は、有機リン系のフェニトロチオンを何万エーカーという北方樹林に散布した(1970年にカナダ政府の指導による)。するとこの薬剤はブルーベリー産地のマルハナバチを殺してしまうことになった。受粉バチを失ったブルーベリーの生産高は何年も激減した。(『ハチはなぜ大量死したのか』ローワン・ジェイコブセン/文藝春秋2009))

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日本のマツ枯れ防除の薬剤散布でもずいぶん被害を受けた虫たちがいたのだろうな。

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