建設予定地で地鎮祭が行なわれた。参加者は高松市内の神社の神主さん、施主の私とyuiさん。工務店から社長と設計士、そして初見の若い大工さん(後に棟梁だと知った)も来てくれた。
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皮むきした丸太を運ぶ
棚田と溜め池の活動場所で、伐採したヒノキ丸太を何本か貰えることになった。いま事務所兼住居を高松郊外に建設予定で、大学時代の後輩が経営する工務店に設計を依頼している。何本か丸太柱が使える箇所があるので、そこに象徴的に使ってみたい。
2駆の軽トラではヤバそうなので1.5トンのトラックをレンタルして運ぶことにした。午前中はワールドカップをテレビ観戦。結果にがっかりしつつ、トラックを取りに行き、久しぶりのマニュアル車とクラッチの深さに慣れるまでがくがくしつつ行くw。
行きは空荷なので、ダートの坂でスリップして登らない! yuiさんに荷台に載ってもらい、後輪にテンションをかけてクリヤー(汗)。
H氏が残りの田んぼの田植えをしてた。前日は農業高校の生徒たちがキキョウ苗を植えたり皮むきをやってくれたそうだ。
田んぼの稲の成長もみえたが、畦の雑草も伸びた。刈り残したキキョウが順調に育っている。
熊野古道の崩壊地と、谷の冷風
熊野古道の大崩壊地へ行ってきた。三越峠の先にある所で、区間でいえば中辺路ルートの湯川王子と発心門王子の間にある。案内のKさんは、世界遺産になるずっと前から熊野古道を縦横に歩かれている大ベテランである。
紀伊半島で見た優良人工林
埼玉の講演の後、実家や東京での所用を済ませて西へ。三重の松坂から櫛田川沿いに奈良の吉野に入り、そこから五條市、十津川村を通って2011紀伊半島豪雨の奈良県側を観察し、熊野本宮へ入る。
奈良県側の崩壊地は大型で痛ましく、工事もかなり大掛かりに進められていた。
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吉野は吉野林業地として名を馳せている一大林業地だが、間伐の遅れた線香林ばかりで主要幹線沿いにいい山はほとんど見られない。それでも手前の三重県側の林道に、いい山を見つけた。
滝尻崩壊地の林相を探る/その2
それにしても荒涼とした林内である。わずかに乾燥に強いシダや、サカキなどがぽつんとあるだけで、ヒノキ以外の植物はほとんどない。枯死木が少なく、根倒れ木は見当たらない。転がっているのは過去に伐り捨て間伐したヒノキである。