建設予定地で地鎮祭が行なわれた。参加者は高松市内の神社の神主さん、施主の私とyuiさん。工務店から社長と設計士、そして初見の若い大工さん(後に棟梁だと知った)も来てくれた。
「穿ち初めの儀」をして、地鎮祭は滞りなく行なわれた。
棚田と溜め池の活動場所から運んだヒノキ丸太は乾燥中だが、これから私が自ら刻みを入れて、主要柱に使う予定である。
ここは見晴らしはけっこういいのだけれど、上下水道などの関係で家をレイアウトするにはなかなか難しい土地である。都市計画地域での新築であるから、役所の認可を取らねばならないわけで、設計にも様々な制約がある。たとえば薪火を使うにも、建築基準法だけでなく都市条例などクリアーせねばならない条件がたくさんある。山林に小屋をつくるのや古民家を改装するのとはわけが違うのだ・・・。
お供えの鯛は私たちがいただいた。ああ、はやくここに腰を落ち着けて、瀬戸内で釣りをしたいものだ。