2022年より古民家再生のシリーズで関わり3/15に「藍染めと宿』として体験型ゲストハウスとしてオープンした徳島山川の「坂東商店」。最終仕上げの庭造りをワークショップにて行います。
これまでの経過▶︎
阿波富士、古民家囲炉裏作戦、打ち合わせ(2023年2月14日)>
「大地の再生 × 薪火学習WS」@徳島山川(2023年4月29日)>
囲炉裏作りワークショップ@徳島山川(2023年11月4日)>
古民家再生Part3壁画を描く@徳島山川(2023年11月28日)>
高越山・縄文ツアー@徳島/坂東商店(2024年4月21日)>
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坂東商店のある徳島県吉野川市山川は、かつて藍染めの中心地として、近隣の高越山の銅山によって大いに栄えた場所だった。また吉野川南側の一帯は「青石」の産地であり、その結晶片岩が風化した赤土は鉄分を含み多孔質なので水捌けがよい。この地が藍の栽培に適したのは吉野川の氾濫原である肥沃さとともに、この青石由来の特異な土壌がもたらしたともいえる(参考:阿波世界農業遺産)。
坂東商店の玄関前の道路は青石の石積みで構築されており、改装は「大地の再生」の視点からもこの青石の石積み機能と美観を損なわないよう、設計(クボタノリコ氏)はあえてU字溝を入れない構成をとった。また、改装にともない挿入された囲炉裏の基壇には基礎工事で大量に出た青石の玉石を組み込んだのである。
今回の庭造りは1度目(2023.4.29-30)の青石の配置を活かしながら、水脈を再構築し、残りの青石を石積みなどで納めながら仕上げとしたい。そうすることで歴史と風土を生かした豊かで新しい、世界に誇れる地域再生の拠点がうまれると思う。
みなさんもこのプロジェクトの総仕上げを、ワークショップ参加というかたちで、ぜひ見聞・体験してください‼️
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終了しました。