徳島の古民家再生現場へ


Gomyo倶楽部の活動日。今日は棚田体験会の第4回目、Fsさんが作ってくれたカマドの火入れもやった。カマドで大きな羽釜で炊くのは初体験だったのだが、さすがに熱損失が少なく優れものだった。レポートはこちら。

Gomyo倶楽部2022.10.2活動報告

さて、脱穀体験のあとは僕が講師になって竹工作をしたのだが、これまた皆さんハマってくれて時間が足りないほどだった。散会後、僕は帰宅せず徳島に車を走らせた。古民家再生をやっている方から建物周囲の見立てをしてほしいと依頼が来ていたのだ。

Gomyoのフィールドは徳島との県境に近く、古民家の現場までは30分ほどで着いた。ちょうど施主さんが東京から現地に来ているタイミングで案内してもらい話を聞いた。

本瓦2階建の重厚な町家だった。川沿いで地盤が低く基礎が傷んでいるので曳家の業者が梁を持ち上げ、これから部分基礎を打って柱を根継するという大工事が始まっていた。

施主のKさんは東京で建築関係の仕事をされているのだが、かつて祖父母が住んでいたというこの家をなんとか再生してゲストハウスやカフェとして活用していきたいという。

基礎の外部に最初はU字溝を入れるつもりだったが、矢野さんの「大地の再生」の記録映画『杜人』を見て疑問に思い、隣県の僕の元に知らせが来たのである。

16時半過ぎに着いて、暗くなるまで建物の内外を見たり、庭の草を刈るのを実演したりした。四国はまだ「大地の再生」の実績は少ない。庭師の若い人も来ていたので、この際に人員を育てたいと思う。

この辺りの名物「半田素麺」をお土産にもらったので、帰宅後さっそくカレーうどん風にして食べてみた(笑)。ちょっと太い素麺でうどん風にもできるんだよね。

yuiさんが大好きでアトリエに越してきた頃はよく食べていた、懐かしいな〜♬


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