小豆島放牧豚のパンチェッタ完成! ベーコンのように塩抜きや燻しの工程がないので作り方ははるかに簡単である(ただしピチットは必須)。ピチットにくるんだのは琵琶湖の旅に出る前夜(7/7)だから、6日間ピチット脱水(冷蔵庫で保存)したことになる。
問題は塩気の強さだけど、身はよく締まり色もキレイだ。
さて、これで「21世紀のナポリタン」を作ろう。
オリーブオイルにニンニク、パンチェッタ。
野菜を入れて炒め、鍋肌が焦げ付きかけたところで、エビ頭と殻の出汁(ジップロックで冷凍しておいたもの)を入れる。
塩で味をととのえ、同時進行していたパスタを時間通り茹で上げ、ソースにさっと絡める。このとき茹で汁を足して麺を煮込むようなことはしない。
麺はディチェコの1.7mm。上からチーズおろしでパルミジャーノをふりかけ、オリーブオイルを小スプーンでまわしかける。このレシピはイタリアンシェフ小林幸司氏の傑作である(前回のナポ)。
前回は豚バラの薄切りに塩をまぶして長置きしただけの「なんちゃってパンチェッタ」だったが、今日は自家製の本物、激ウマの激ウマ、感嘆に次ぐ感嘆である。
お隣はトウモロコシのポタージュ。ちょっと色が悪いのは・・・以下次号(笑)。