今日は遠出したついで、いつもとはちがう大型スーパーに立ち寄った。ここには生け簀があり、地魚が安く並べられている。ニシ貝(アカニシ)があったので購入。安い・・・なんという値段なのか。
つぶぞろいが5個。一番大きいのはこのサイズだ。
スーパーではボイルしたものが刺身用パックで売られているが、生で刺身にしたほうがだんぜん旨い。ただし殻むきやぬめり取りなど手間がかかる。まずは外に出て、庭の石の上でカナヅチで殻を割って中身を取り出す。
うまくやればこのように内蔵も付いてくるが、これは棄てるのでつぶれてしまってもかまわない。
身の部分だけにして外の水道でよーく洗って台所へ。
台所の流しでさらに洗う。塩をまぶしてぬめりをとり、歯ブラシを使って黒い部分をこする。そうしてヘタの部分や水管を取り、刺身に切る。
甘くて旨い! ニシガイは九州から瀬戸内海の泥底地に生息し、アサリなどを食うのでときに迷惑がられるという。ちなみに殻ごとボイルすると殻を割らずに身を取り出せるし、ぬめりは茹でることで簡単に取れてしまう。
だけど、刺身の甘さ、風味が弱まり、ゴムのような食感が立ってしまう。
残りはたっぷりのニンニクと唐辛子を入れてアヒージョにしてみた。
これがまた、メチャウマだった! 生身を調理に使うので、旨味がオリーブオイルに溶け出していくのだ。ニンニクも産直で購入した地物である。互いにチカラがある。
畑のパセリの強い風味がまたよく合うのだ。これは最強の瀬戸内アヒージョかもしれない(タコや芝えびも旨いが)。残ったオイルはパンでふきながら残さず食べる。このオイルがまた魅力なのだ。
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おまけ。このような小さな竹ベラが台所道具にひとつあると・・・
コーンの缶詰を買わなくて済みます。茹でたトウモロコシの粒外しに便利だよ♫