ネオニコとグライ土、豆とモヒート、大工のアダム


今日も早起きで仕事。朝の海と島の表情は毎日ちがうので見てるだけでも楽しい。

朝食兼昼食はbreakfast(朝食)とlunch(昼食)を合成してブランチ(brunch)というらしいが、ぜんぜん横文字ぽくないメニューです(笑)。ぬか漬けが、ばりばり旨くなってきました♬

食休みにツイッター眺めていたらこんなツイート見つけた。

ヤバイよな〜、ネオニコ。もう10年も前からこの問題をブログに書いているが、状況は変わるどころかむしろ悪くなっている。室内農薬や建材のシックハウスのことだって24時間換気すればいいってもんじゃない。一般的な24時間換気はダクトが天井裏をのたうちまわるのだが、その内部はいずれ微細なホコリが付き、やがてカビだらけになる。そして、業者はそのメンテに知らんぷりだ。

それから家具に至ってはホルムアルデヒド等の規制はまったくなしですからね。僕などはニ○リやイ○ンの家具売り場などに行くと、ホルム臭で気持ちが悪くなって長く居ることができないよ。

さらに「大地の再生」に関わって土中のグライ化のことも知った。現在の都会暮らし、一般的な住宅団地では土の庭がほとんどないため、コンクリートの地下は無酸素状態になりグライ化して有機ガスが溜まっている。それが、割れ目や継ぎ目からじわじわ漏れ出している。

いや土の庭があってもこのグライ化は起きているのだ。もし庭にゼニゴケなどが生えているならそれが証拠である。コンクリート土木構造物によって、地中の水や空気の流れを止められてしまうからだ。その接線では常に有毒な有機ガスが立ち昇っているということだ。

ではどうしたらこれらを解決できるのか? 結局「自然素材」に還り「火を使った循環型の暮らしに戻る」ということに尽きるのである。拙著『「植えない」森づくり』(農文協2011)をお持ちなら、終章「暮らしと森の関係を取り戻す」をもう一度読んでほしいが、これを都会でもやろうとするのが『囲炉裏暖炉のある家づくり』なのだ。


そして、家具だって自分で国産材で作ればいい。スギ・ヒノキはいま日本の山に腐るほど生えて、間伐を待っていて、それどころか国を挙げて切り刻んでチップにしているのだから。もちろんデザイナーズ家具を否定するものではない。私もいくつか持っているが、それはそれで空間が引き締まっていいものだ。言いたいのは新建材の安っぽい家具を置くくらいなら自分で作っちゃおうよ! 作れるんだよ! ということだ。

もう一つの解決法は「コンクリート土木」を「植栽土木」に変えていくことである。また土を大切にし、むやみに砂利やコンクリートなどで密閉しないことである。そうすると日本では当然草が生える。が、これを「風の草刈り」のセオリーで管理するとメチャ楽だし、いろんな植物が生えてきて、やがて蝶やトンボや鳥たちがたくさんやってきて、これまたすごく楽しいのだ。

こんな自然との付き合い方や生き方が主流にならないかぎり、日本は、いや地球はまちがいなく破滅する。引きこもりや草食系が増えるばかりで、子供たちもバーチャルや電磁波から逃れられなない。

大正金時豆を浸けておいたので豆サラダを作る。そろそろ畑のソラマメのタネの収穫をしなければ。豆栽培はタネの自家採種が簡単でいい。

とにかく畑のミントの勢力を少しでも弱めたいので夜はモヒート(ほんとかい!)。先日までジンベースで作っていたけど、本当はラムなんですよね。今日はホワイトラム買ってきて作りました。

仕事、夜の8時過ぎまでやっていて目が痛くなった。夜ご飯は10時になってしまった。味噌汁の残りに卵を入れて半熟に固め、冷やご飯の残りとまた明太子とぬか漬け。地味だけど、ご飯も味噌汁も本物だから美味いっ♬

今日はモヒートを飲みながらなにげなくテレビをつけたら群馬の山暮らし時代の知人、カナダ人のアダムが出てきてびっくり! BS「ワタシが日本に住む理由」という番組だった。アダムは僕に山暮らしの場所に住むきっかけをつくってくれた人物だ。相変わらず頑張っているな〜僕の本は読んでくれているかい? またどこかで会えると良いな。

日本建築に魅せられて…カナダからやって来た大工の棟梁!


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