カレー作り10人前


今日は朝4時に起きてブログ記事を片付けたのだが、その後「背負い子」のフレームを作り終えて、買い物に行き、明日のためのカレー作りは16時より調理開始となった。明日の宴会(Gomyo倶楽部、新年会)の主役なので10人前つくる。

なぜカレーになったかというと、「会長のブログ記事のカレーが美味そうなのでぜひ食べてみたい!」とリクエストがあったのだった。私のブログはカレーのカテゴリーだけでも21記事あるのだが、たぶん最近のこのあたりかな?

インド風チキンカレーは翌日に
インド風チキンカレーその2

というわけで材料は鶏肉を中心に、石田高校で飼育した讃岐コーチンと比内鶏を分けてもらった。2羽分丸々では多いので、比内鶏の腿・胸肉と、讃岐コーチンの腿を使い、残りは唐揚げやおでんに使うことにした。まず皮はぎ脂を削ぎ取って切り分け、ヨーグルトと黒コショウでマリネしておく。

しかし、さすがのワシもインドカレー10人前というのはやったことない。が、まあ普段の4~5倍というタマネギ・スパイス量にすればいいわけで、いつもの「野生の勘」でやってみる。例によってカルダモンとコリアンダーの乳鉢つぶしから始める。タマネギは8個にした。中華鍋で5個、フライパンで3個炒めれば同時進行できる。

ローレル、赤唐辛子、シナモンスティック、クローブ、クミンなどをたっぷりのオリーブ油で泳がすように加熱していき、スパイスが焦げかかる頃、タマネギとショウガ・ニンニクのすりおろしを入れ、強火で炒めていく。タマネギは何度かに分けて入れないと温度が下がるし、炒めにくいのでかさが減ってから追加する。

量が多いときは火加減は強めにしておかないと「炒め」にならず水分が出て「煮る」ことになってしまうので要注意だ。が、もちろん焦がし過ぎてもいけない。中華鍋の5個が落ち着いてきたらフライパンの方も始める。

これは付きっきりでやらなきゃいけない。焦がしたらアウトだから常にかき回して様子を見る必要があるのだ。この間に缶ビール3本のんじゃったw。ガス火が2個だと囲炉裏暖炉や火鉢がなくても寒くない♬

だいたいタマネギ炒めで1時間ですな(経過時刻を右下に入れてみました)。大鍋に移して・・・

カルダモンとコリアンダーを追加する。インド風のカレーにとって最も重要なスパイスコンビだ。さらにカレー粉(SB赤缶)、ターメリックを入れる。

さらにトマト缶2個。これは金ザルで裏ごししておく。生トマトも使う。

とろみがついてカレールーっぽくなってくる。今回は親鳥を使っているので筋からいい出汁がでる。だから鶏ガラのスープストックは使わず、水でのばす。ここで塩を入れて味を決める。

塩はかなりきつめに入れておく(後でちょうどいい感じになる)。セロリを入れ、ヨーグルトでマリネしておいた鶏肉を入れる。

う〜ん、美味しそうだ。カレーらしくなってきた。

ところが煮込んでいるうちに焦げが浮かんできてあわてる。どうやらこのステンレス1層鍋が原因らしい。そういえば大学時代にペラペラのステン鍋で料理してよく焦がしたのを思い出した。

とりあえず次に大きな鍋(アルマイト)に移し替えてみた。なんとがギリギリでこぼれずに収まった(ホッ!)。さらにガラムマサラと牛乳を加え1時間ほど煮込む。

同時進行で、空いた鍋で鶏ガラスープ(2羽分)を作る。

昆布、いりこ、ネギの青いところ、ニンニク、ショウガ、セロリの葉を入れた。

カレーは完成。味もばっちり。が、比内鶏がまだゴムのように硬い。明日まで寝かせることで柔らかくなってくれるのか?

一方の鶏ガラスープは醤油・みりん・酒・塩で味付けして、米ぬかで下煮したダイコンと解凍しておいたサゴシの魚団子を入れ、最後に干し椎茸を入れておいた。

ついでにガラに付いた肉をきれいに外して冷蔵保存。これはバロンのエサだ。これで下準備ができた。さて、早く寝なければ。明日は5時起きで漁師の船に乗るのだ。


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