以前つくった銅線の焼き網を補修することにした。作ったのは5年前の桐生時代。100円ショップの銅線で編んだものだ。
こんなボロでも自分で作ったものは愛着があり、捨てないで四国まで持って来た。火鉢でものを焼くのにとても便利なのだ。
ラジオペンチで接合部を巻き直した。
もう一つ作ってみることにした。ところが銅線はいま100円ショップには売っておらず(相場上がりしているのかもしれない)、真鍮線が置いてあった。
今回は亀甲網にしようと思い、下書きを厚板に貼り、四方のかどにクギを売っておいた。ところが・・・
あえなく挫折(笑)。真鍮は硬かった。とてもじゃないが正確なねじりや形がコントロールできない。
というわけで普通の編み方に変更。
クギで固めておくと編みやすくて便利だ。しかし、なかなか手強い。指先が痛くなった。
銅線も真鍮も火に対する強度は高くないので焼き網には向いていないらしいが、切れたらまた編めばいいのだ。なにしろ美しい素材じゃないか。
編みがしっかり食い込むように側面への止め巻き方向を互い違いに変えてみた。
完成。ちょっと反りが入ってしまった。クギの数を増やせばよかったのかもしれない。
よみがえった銅線焼き網(右)と、新しい真鍮焼き網(左)。正月はこれで餅を焼くのだ♫