昨日の玄米はちょっと柔らかめだった。僕はかためが好きなので、冷やご飯をおにぎりにして焼くことにした。
焼きおにぎりというのは、こんがり焼くまではけっこう時間がかかる。両側に焼き目がついたところで醤油を塗って、もう一度焼く。しかし、この銅線の網はホント便利だ。何気にブログを辿って調べてみると、この焼き編みは群馬の桐生時代のもので、ちょうど12年前の昨日に作られたものだった(!)。
銅線は熱伝導が良いので高級鍋に使われたりしているが、耐久性がないので銅の焼き網の市販品は存在しない。が、加工しやすくこのようなチョビ使いには最適なのだ(こういう情報はネットにはぜんぜん出ていない)。
そのあと、アトリエに引っ越してから真鍮線で同じものを作ってみたが、こちらは長持ちせず(しかも硬くて作りづらい)、熱に弱いのか針金がいくつか切れ始めた。写真が現況である。真鍮のほうはズタボロだが、実はこちらは炭の着火用に今でも便利に使っている。
それはそれで、中央の穴がガスコンロの形に納まって便利だったりして(笑)。
囲炉裏暖炉でできた熾炭だとものの10秒で火がつく。つまりホームセンターに売っている「火おこし」↓
を使うほどではないのだ。網のほうが手軽だし直火なので着火がより早い。
さて、焼けた玄米おにぎりを味噌汁と漬物でいただく。
食べている間にもう一個焼く。こんどは味噌を醤油麹で溶いたもののをつけてみる。
これもうまいな・・・。芯までしっかり熱くなっていると美味しい。
昨日、Gomyo倶楽部のFsさんが薪を持ってきてくれたのだが、今日は畑から直行して抜きたての野菜を差し入れしてくださった。
大きな白菜も丸1個、漬物用に4つ割りして干すことに。
ダイコンの葉は塩漬けに。
Fsさんは高松の中央部にある峰山の上に最近畑を借りているのだが、腐葉土由来の堆肥を畑にどっさり入れたら、今シーズンはとてもいい出来だという(レタスとほうれん草とチンゲンサイもいただいた)。作業小屋を整えているというので、僕は「囲炉裏作れば?」と顔を見る度けしかけているのだ(笑)。