昨年は読者の方から柿もぎのお誘いを受け、大量の柿をいただいた。熟れたものから先に食べ、多いに堪能した。熟れ過ぎたものは冷凍保存し、そして残りで柿酢を仕込んだ。
完熟柿を冷凍して、翌年夏にシャーベットとして食べるといいと教わったのだが、普通に解凍して常温で食べても美味しいのでは? と昨夜2個、トレーに出してみた。
へたをつまんでナイフでぐるりと切れ目を入れ、中身をスプーンで食べる。おっ、なかなかイケル♫ もぎたての熟れた柿と遜色ない。
さて、柿酢はなかなかいい感じに仕上っている。あれからアイランドテーブルの下で熟成させておいた。表面には白い膜が張り、中は透明に近い。
小型お玉で白い膜を割って上澄みをすくって・・・
味見してみると、おお! しっかりお酢になっている。まだ酒っ気がほんのり残り、甘味が勝っている感じもするが、上品で深い味わいがある。水一滴さえも、他の添加物もいっさい無しで、ホントにお酢ができてしまった。驚きである♫
これで「紅白なます」を作ってみたかった。ダイコンとニンジンの細切りに薄い塩水をまぶして一昼夜置き、水気をしぼったものに柿酢をかけ、
和える。野菜と柿酢に天然の甘みが十分あるので砂糖はいらない。自家製無農薬無肥料野菜と天然醸造の柿酢、最強にして最高の紅白なますである。
▼昨年の柿酢づくりドキュメント
柿酢・仕込み(11/15)
5日目(11/19)
柿追加(11/21)
発泡が終わる(12/2)