寝かせ燃しと灰飛びの関係


囲炉裏暖炉で太薪を寝かして燃やす実験をしてみた。今夜は皮付きのかなり太い薪である。先に枝巻を燃やし、燠ができてから皮のほうを下に、ロストルの上に横たえてみる。火吹き竹を使わずともすぐ火がついた。

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やはり皮の部分はよく燃え上がる。火勢があがっているときは皮を上にして薪を置くとよいだろう。

ひっくり返して芯側から焼く。

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ロストルがわりのミニレンガは4個。なので間の3つの空間から空気を引き込んで、背面の石に当たりながら炎が立っていく。

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枝を継ぎ足す手間がいらず、ひとりで長い時間燃えてくれるのでラクだ。これぞ暖炉の王道、という燃やし方である。

が・・・・、翌朝、若干の灰飛びがあったことがわかった。燃やしているときは気がつかないのだが、翌朝になって雑巾で床を拭いたとき気付くのだ。

ロストルを設置する前、灰の上で薪を燃やしたときに灰飛びがあったことは前に書いたが、そのときほどではないが、ロストルの面にベタ置きするので、その接触部分から灰が飛ぶようだ。また、この夜は枝も横置きにして重ねて燃やしたりしたので、灰の上で燃焼させていると同じ効果を与えてしまったようだ。

普通の暖炉の場合は側面に壁があるので外には出にくいのだが、この囲炉裏暖炉はそうはいかないということだ。まあ煙は引くので気にはならないが、本棚やOA機器のためには、この「横寝かせ」の燃やし方は程々にしたほうがよさそうだ。

そういえば普通の暖炉では、煙突だけでなくスモークチャンバーの下(煙棚)にたまる灰をたまに掃除する必要があると聞いた。つまり、暖炉の灰飛びは煙棚に納まっていくということなのだな。

柿酢は発泡が終わったので室温で熟成中である。

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フタを開けてみた。カビはなく、きれいなものだ。

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少し取り出してみた。透明に近く、なめてみると酸味が感じられる。お酢とみりんを足したような感じ。柿の甘さがある。もう少し置いてみよう。

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