ようやくyuiさんの座り位置の床貼りができた。これでようやく床板貼りの約半分が終わった。一枚一枚微妙な合わせを、カンナで削り出しながら突き付けしていくので大変である。
夜、暫定的囲炉裏で早くも宴会♪
野菜は自家製、すき焼きです。
ただし切り落とし牛。しかも二人で200g。桐生相生町にある精肉店「肉のみや」。畜産県、群馬は肉どころだが、ここの揚げ物や各種お肉は絶品(安いし)。肉のみやはさくらモールの中に支店が出ている。ここの揚げ物の美味さで、本店を発見したのであった。
そしてすき焼きに欠かせない日本酒は、桐生のお隣、大間々(おおまま)の地酒「赤城山」。この酒、美味いです。廉価版でも冷やして飲むと吟醸酒に思えるほど。
最後は冷やメシを入れて・・・。自在カギは上下だけでなく引き寄せて火から離しつつ鍋に物を投入することもできて実に便利。
美味い汁をたっぷり吸ったおじやです。
鉄瓶を戻し、自家製の竹びしゃくで白湯をいただきます。フタ載せは竹の輪切りである。
旧アトリエの囲炉裏はすでにあったものを再生したが、こちらはゼロから造った。炉縁はクヌギ、床はスギの厚板、しかも葉枯らし材・天然乾燥の肌がすばらしい。そして温かい。
ここで火を灯すとき、私たちはどちらともなく
「豊かだねぇ・・・」
「ほんとに・・・なんて豊かなんだろう」
と、つぶやいている。
いま、本当の囲炉裏の火を実生活に使っている人は日本に何人いるんだろう? タダ同然のお金でこんなことが楽しめるというのに、どうして? 日本中の人たちがみな魔法にかかっているのではあるまいか。