朝食後、宿を出て五日市高校へ。環境学習で生徒たちが山で間伐体験などをする前に、解りやすい紙芝居と講演を。ということでこのシリーズはもう7年も続いている。
リハーサル風景。音楽あり紙芝居あり、プロジェクターを使ったスライドありと、盛りだくさんな講演なので毎回セッティングも大変なのだ。
講演開始。タマリンの紙芝居ライブをyuiさんとのユニットで。ギターアンプはいつも軽音楽部のものをお借りする。
パワーポイントを使って間伐の重要性などについて説明。今回は旧アトリエでの山暮らしぶりや、桐生での改装と囲炉裏も紹介した。最後の画面は囲炉裏の動画(炎が立っているやつ)で〆。スギ・ヒノキはどんなふうに使えるのか? ということを印象づけたかったからだ。
何度か聞いていただいている先生からは
「相変わらず解りやすい! それに一段とパワーアップしましたね」
と褒められたが、生徒たちはどうだったかな?
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この講演はちょうど昼で終わる。後はいつも五日市駅前のカフェ「山猫亭」でランチ。
マスターの鈴木さんから「大悲願寺で秘仏の御開帳がありますよ」との情報を得て、さっそく行ってみることに。
本日第2回目の御開帳は午後3時から。護摩が焚かれ、詠歌や読経のあと幕が除かれる。中には国指定重要文化財「木造伝阿弥陀如来」と脇侍の「千手観世音菩薩・勢至菩薩」の3体が鎮座。住職さんの説明の後、目の前まで近寄って見せていただいた。制作年代はおそらく平安末期という。
このお寺は真言宗豊山派。豊山派の総本山は奈良の長谷寺だそうである。
日の出町の梅ヶ谷峠を越え、青梅の軍畑から成木に抜けて、飯能~鶴ヶ島~熊谷を通過して太田へ抜ける。桐生までは下道で3時間半の道のり。