枝薪を燃す愉しみ


開期中に来てくれたお客様で、なんと薪を持ってきてくれた方が、2組いらっしゃった。

お一人は山に伐ったばかりのサクラが放ってあるというので、私が後で取りに行くと言ったのだが、なんと~翌日軽トラに満載して持って来てくれた。

それはまだ切り口から水がしたたるようなヤマザクラで、もちろん乾燥させねば使えないのだが、腐りもなく燃やすには惜しいほどの太枝ばかりだった。

なので、少しとりわけておき、虫が来ないように彫刻や皮付き額材用に保管しようかと思っている。

もうひと方はすでに乾燥済みの薪を持ってきてくれた。今日はその木を燃やしてみた。材は柿の木だったが、爆ぜることもなく、実にいい感じで柔らかな炎が立った。

0310.1

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