風呂の蓋づくりいよいよ佳境へ。
仕上げ砥石を新調してカンナもさくさく切れる。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
以前ブログにも書いた前橋の大崎商店で仕上げ砥石を買った。以前から使っていた仕上げ砥石が凍結で割れてしまったのだ。厳寒期に濡れたまま外に出しておいたのがいけなかった。
ご主人お勧めの「北山」と銘の入った人造の仕上げ砥石。値は張るが、研げない砥石は屑同然というのを経験したことがあり、買うならまともなものを、と迷わず購入。
お風呂の蓋の前に、YKの机の棚を作る作業が同時進行している。そこで、三次元的直角をみるスコヤという道具が必要になり、それは市販品では金属製のものが一般的なのだけれども、木製品も自作されるのだそうで、さっそく真似て、作ってみることにした。
材料は薪の中から見つけてきたヒノキ材とモモ材。ヒノキ材は先般の巻き枯らし材のものだし、モモの木は1年目の風で倒れてしまった敷地の材である。赤紫で硬い材なのでなにか工作に使いたいなと考えていたのだ。
それぞれ寸法に切ってヨキではつったり、カンナで削ぎ落としたりして形を整えていく。
昨日はつった板の両サイドを落としてカンナをかけた。こちらは木裏(木の芯の側)。スギの間伐材を倒して葉枯らしした後、担いで運んできたものを玉切りして、クサビで半割にして、コノとヨキで板取りしたもの。長さは1m。